喜多方での感動の後、
その足で会津の奥座敷「東山温泉」へ。
趣き深い佇まいのお宿で過ごしました。
いろりの宿 芦名
今回のお世話になったお宿は、こちら。
昭和 23 年創業。
築 120 年以上の古民家を移築、
内装は古き良きものを活かしつつ、
ところどころにモダンを感じる設え。
多くの時を重ねた玄関をぐぐると、
この囲炉裏がお出向かえ。
建物は木造の三階建て。
エレベーターこそありませんが、
素足で館内を移動でき、
快適に滞在することができます。
食事
食事は一階にある囲炉裏のお部屋でいただきます。
夕食
いくつかあるコースの中から、「地鶏コース」を。
お供は
まずはこちら。
このお酒、今回このお宿をご紹介
いただいた方からの差し入れです。
有機栽培の酒米「五百万石」を使った
日本酒でなかなか入手困難だそうな。
日本酒のことはよく分かりませんが、
とても美味しくいただきました。
絶品料理の数々
いろりにつくと、
すでに岩魚と厚揚げの田楽が。
これが焼き上がり、
先付けとともに夕食開始。
次にいろりには、
会津地鶏のつくねが。
この眼前のつくねの香りを楽しみつつ、
これらに舌鼓をうちます。
つくねが焼き上がり、
濃厚なタレとこれまた見事な卵の黄身を
まとわせてから口に運びます。
軟骨も練り込まれた素敵な食感。
旨くないはずはありません。
有機野菜のサラダでさっぱり。
柑橘系のドレッシングも大変美味です。
その間にもいろり上では、
会津地鶏が焼かれています。
置かれているのは水晶皿。
味付けは素材の味を活かすため
塩、胡椒を控えめに。
薄く味付けのなされた大根おろしと
ともにいただきます。
はぁ、幸せ。
そして締めは、
会津産そば粉を使用した十割そば。
デザートは、
食事中、なんど美味しいと言ったか、
記憶にありません……
朝食
翌朝も食事はいろりで。
焼き立て、ほくほくの鮭。
以下、こんな陣容で、
ご飯も有機栽培の会津米。
卵は生でたまごかけご飯でいただきますが、
苦手な方は、申し出れば焼いてくれるそうです。
温泉
充実すぎる食事におされてしまいましたが、
温泉も素晴らしいです。
東山温泉の源泉かけ流し。
泉質は硫酸塩泉。源泉は約 56 ℃。
かなり熱いです。
浴槽のお湯は毎日入れ替え。
お風呂は男女 2 つ。
広くはありませんが、
どちらも内風呂、露天風呂も完備。
また宿泊客の少ない日には、
それぞれのお風呂を貸切でも
利用可能です。
「ゆったり」のススメ
かくして、こちらのお宿。
かなり贅沢な時間を過ごし、
心身ともに疲れつつある中で、
リフレッシュができました。
いまは、外出もなかなか厳しい状況に
なりつつありますが、
収束しましたら、こんな素敵な場所へ
でかけて見てはいかがでしょうか。
したっけ。