今日はこんなクルマの試乗レポ。
日産ノートです。
ちょっと思惑外れた今日なのですが、
その顛末は以下で詳細に。。
リーフ試乗モニターは……
当初の目的は、
1 泊 2 日のリーフ試乗モニターキャンペーン。
その応募と説明を受けるために
ディーラーに行ったのですが、
このモニターに応募するためには
JAF 会員であること、または
試乗当日までの入会が条件とのこと。
ちなみにワタクシ、
「スバリストをお休み」する時に
JAF も退会しています。
ということで、
この会費(入会金と年会費で 6,000 円)を
払うのはどうかな……
という判断でモニターには
参加しないことにしました。
リーフ→ノート
転んでもただでは起きないこの私。
リーフについての説明をいろいろ
受けていると、私の利用用途なら
ノートの方がオススメという話に。
ちょうど試乗車があるということで、
是非に!と運転させてもらった次第。
グレード
e-POWER MEDALIST。
他に特別仕様車もありますが、
ノーマル系ではトップグレードです。
e-POWER とは
日産と言えば、といえるほど名前の通った
「e-POWER」は日産の電動系車に
与えられたシステム名。
1.2Lエンジンを搭載していますが、
その目的はもっぱら充電で、
走行メカニズムに関しては
純電気自動車のリーフと同じです。
※ミニバン「セレナ」も同じシステムです。
エクステリア
サイド、リヤはこんな感じ。
スタイルについてはガソリン車と
ほぼ共通でグリル、オーナメントなど
一部のパーツで差別化が図られています。
インテリア
メーター類、シフトレバーなどで
先進感を醸し出しつつも、
このクルマは 2012 年に登場した
モデルですので古さも感じます。
※ e-POWER 追加は 2016 年。
パーキングブレーキはレバー式です。
室内空間はガソリン車と
ほとんど変わりません。
駆動用のバッテリーは小型で
床下にコンパクトに搭載されているため
この空間を実現できたとのこと。
試乗!
では、試乗タイム。
リーフと同様、静かに
スルーっと発進します。
モーター駆動ですから
スムーズなのは当然なのですが、
関心するのは減速時。
ブレーキのタッチが
ごくごく自然なんです。
これ、当たり前のように感じる方も
いるかも知れませんが、
某 T 車のハイブリッドは
ブレーキング時の違和感は
いまだに払拭されていません。
バッテリー容量が低下したり、
パワーが不足してくると
エンジンがまわり出しますが、
その瞬間の振動は感じません。
今日は雨でしたので、
窓、屋根をたたく雨音の
せいかもしれませんが、
エンジン音は静かに感じました。
T 社やダイハツのコンパクトと
同じ 3 気筒のエンジンですが、
あちらのような下品な音は
控えめとなっています。
ただ、静粛性については
やはり上級であるリーフには
一歩及ばずという印象です。
乗り味
以外に固めの乗り心地。
ただし、ボディ剛性を高めてあるようで、
不快なゆすられ感はあまり感じません。
リーフに比べるとバッテリーも
小さいせいか軽快さを感じます。
ディーラー周辺の試乗コースでは
必要十分なパワーを感じます。
そして、このクルマにも
アクセル操作だけで発進から停止まで
行えるシステムがついてます。
e-POWER Drive というそうで、
ドライブモードで「S」か
「ECO」モードを選択
することで使えるようになります。
運転間隔としてはリーフの e-Pedal と
まったく同じです。
これはやっぱり便利ですね!
価格は
気になるお値段は、
e-POWER 搭載モデルが 1,901,880円~。
ライバルとも言えるT 社 アクア
(1,785,240 円~)より
少しお高めでありますが、
その差額は e-POWER Drive の
魅力分と考えれば個人的には納得。
現状では最適解かも
現在、自動車業界では
EV が今後を占うキーワード
となっています。
この「ノート」はガソリンエンジンと
モーターの組み合わせで走るので
大きなくくりではハイブリッド。
ですが運転感覚はほぼ EV。
充電環境が十分整備されているとは
言えない現在の状況では
いわば最良の EV と言うことが
できるかも。
願わくば……
今回の試乗を終えて、
やっぱり魅力的と感じた
e-POWER テクノロジーですが、
個人的にはノートの車格では
少し小さいかなと思ったのが
正直なところ。
この上のサイズですと、
セレナになってしまい、
あちらはミニバンですから
私の利用目的とも合致せず。
このシステムで Cセグメントの
ハッチバックとかワゴンが
あれば結構売れる気がするんですが。
したっけ。