先日新しい発見がありました。
個人的には評価の低い
T 社のルーミー・タンク。
巷でも結構目にするこのクルマ、
なぜそんなに売れているのか。
その理由がわかりました。
それなりに豪華
まずはこの画像を。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/04/IMAG9791-Edited.jpg)
こちらは下位グレードの「ルーミー」です。
そしてもう一枚。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/04/IMAG9786-Edited.jpg)
これも「ルーミー」です。
こちらはディーラーで
試乗車に供される
高グレードモデルです。
その差は歴然。
見た目にはなかなか質感も
高いです。
ここに、このクルマが売れている理由が
端的に現れています。
ライバル車である「スズキ ソリオ」は
この辺の演出がちょっと及ばずなところが
あります。
本質を見ましょう。。
試乗車でこのクルマを見せられたら、
中もそこそこ広いし、
後部ドアはスライドドアで
使い勝手もよく、
「お、いいな。」
となってしまうのは
想像に固くありません。
でも、ちょっと待って下さい。
五感を研ぎ澄まして
じっくり試乗して欲しいのです。
例えば、エンジンを始動すると、
3 気筒エンジンは軽自動車のそれと
似たような音を生じます。
それは決して上品とはいえないもの。
しかも遮音性も悪いので
低音質のエンジン音が
車内に響き渡ります。
そして、シート。
街乗り程度の試乗では
わからないかもしれませんが、
この座席、長距離では
間違いなく疲れやすいと思います。
というのも、座面が短く、
しかも前端が太ももを
圧迫してくるんです。
構造が平板ですから、
左右のホールド性も悪く
例えば左右のカーブが続く
山坂道などではカラダが
大いに揺さぶられこれによっても
また疲労は増大します。
ちょっと辛辣に書きすぎましたが、
例えば「スズキ ソリオ」ならば
ワタシは旧型に乗ったのみですが、
これらのすべての項目が
一ランク上の実力を持ちます。
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2018/08/IMAG6473_R.jpg)
唯一失敗しているのが
先にあげた見た目の演出。
非常にもったいないです。
幸せになれるのは?
ということで、
もはや、みなまで申しませんが、
賢明な当ブログご購読の皆様は
クルマ選びの際も「正しい目」で
見ていただきたいと思います。
※「T 社 ルーミー・タンク」は
「ダイハツ トール」の OEM 車で
「スバル ジャスティ」も同じクルマです。
したっけ。