去年から一部を賑わせていたこの件について。

発端は新車スクープで有名なあの雑誌。

 

今回 Web ニュースでも記事になっていたので

当ブログでも取り上げることにします。

 

※ 2018年1月9日現在、この記事について
スバルからの公式発表はありません。

 

アイサイトとは

改めて説明しておきますと

スバルが独自開発してきた

安全運転支援システムですね。

 

その特徴はステレオカメラのみで

障害物検知を行うこと。

レーダーなどを使わずに

コストを低く抑えたられました。

 

※スバルは制御プログラム開発をしており、
ステレオカメラ供給は日立の子会社です。

 

開発終了の理由

ここへ来てサプライヤー製の

ものの性能が高くなり、

自社開発する優位性が

なくなってきたため。

というのがその理由だそうです。

 

今後のアイサイトは

今後発表される新型車には

海外のサプライヤーからモジュールを

調達し搭載していくものと思われます。

 

供給元はスウェーデンのオートリブ、

あるいはイスラエルのモービルアイに

なるだろうとのこと。

 

前車はスバル同様のステレオカメラ方式、

後者は単眼カメラ方式を採用するそうです。

 

※アイサイトという名前は

そのまま継承されるだろうとのことです。

 

疑問点

この記事を見てワタシが疑問に思ったことを

書いて見ますと。

 

昨年北海道に作ったテストコースは

アイサイト開発用と謳っていたはず。

 

アイサイトを完全外注化すると、

このテストコースは無用になりますよね。

 

また、アイサイトは

スバルが 25 年という年月をかけて

熟成を重ねてきたシステムです。

これを簡単に放棄してしまうのか

という点。

 

安全性ではもはやトップではない

のかもしれませんが、

全車速追随機能での

そのなめらかな制御は

他の国産車よりまだまだ

優位にあると思います。

 

スバルの強みは

一つのウリであったアイサイトですが、

この話が事実だとすると

それを失うことになります。

 

あとは長らく続く水平対向エンジン

ということになりますが、

これも今後のハイブリッドシステムに

ついてはT 社のそれを導入……

なんて噂もありますので、

ここでのその独自性が

失われていくことになって

しまいそうです。

 

さて、スバルが生き残る道は

どこに見いだすのでしょうか。

 

とりあえず、ワタクシは

しばらく静観していくつもりです。

 

とかいいつつ、

本当は現行アウトバックが

すんごく欲しいんですけど……(笑)

 

したっけ。