アーカイブとしてお送りしています
『トワイライトエクスプレス』乗車記の
その2をお送りします(その1はこちら)。


朝の景色

6:30 頃起床。

車内で、しかも寝台で夜を
明かすこの贅沢。

朝食の予約時間がゆっくりだったため
アラームは掛けずに寝ていました。

未明にあったであろう青森、五稜郭での
機関車付替えや青函トンネル通過などは
全く記憶に無く、見下ろす車窓には
既に噴火湾。

寝床を這い出してロビーカーへ。

朝食まではまだ時間があったので
缶コーヒー片手にまったり。
長万部を通過した辺りから車窓を凝視し、
秘境駅の小幌をなんとか撮影。

この駅からしかアクセスできない
海岸があるそうです。

北海道で最初の乗降駅である洞爺着。

この駅であまり下りるお客さんは
いない模様。

これは他の駅でも同様で、
ほとんどの方が札幌まで乗り通すようです。

洞爺を出ると程なくアナウンスが
あり車窓より有珠山、昭和新山を
一望できました。

朝食

日本一長い直線の線路区間を
走っている辺りで朝食の
アナウンスが入ります。

そして三度目の食堂車へ。
数少ない席でほとんどの
お客さんを回すだけあって朝は
相席となりました。

とはいえ、30 分間は
ゆったりを食事をすることができます。

あっという間の22時間

その後も雄大な北の大地の景色を
楽しみながら、南千歳には 9:11 に到着。

ここで下りると目的地である
道東へ向かう一本前の特急に
乗れるのですが、今回ばかりは
私も終点の札幌まで乗り通す事にしました。

これまでは急行「はまなす」で
来た道を優雅なこの列車で走る優越感。

じっくり浸っていると
まもなく終点のアナウンス。

札幌には定時に到着です。

ホームに降りると乗車してきた
お客さんに混じって見物の方も
機関車付近に集まって撮影をしています。

長距離おつかれさま

かくして「トワイライトエクスプレス」での
旅は終了。
22 時間超という時間本当にあっという間に
感じられるほど充実していました。


…今回、誕生した『トワイライトエクスプレス瑞風』は
西日本管内のみの運行となるようです。

いつか北の大地へ到達してくれることを
祈りつつ、この記事のシメとさせていただきます。

したっけ。