今日のネタは数日前のこのニュースから。

 

ざっくりまとめますと、

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」では

来年 1 月までに 24 時間をやめる方針で、

さらには定休日を設ける方向で検討している

とのこと。

 

ロイホといえば、

学生時代によく食べたマーブルパフェが旨かったなぁ。

 

ってなことは置いといて、

この方針に私は大いに賛同いたします。

 

会社の本当の目的はどこにあるかは

知る由もありませんが、

現場で働く人達にとっても

メリットが多いことは

間違いありません。

 

まず 24 時間営業の廃止によって、

深夜帯に人を雇う必要がなくなり、

人件費の削減が可能になる。

 

働く側としては、

深夜帯勤務がなくなることから、

シフト編成もシンプルになり、

人員的にも余裕ができることが期待されます。

 

また定休日を設けることで、

特に設備面では機器の整備や

店舗内の清掃をしっかり行うことが

できるようになるというメリットも生じます。

 

またこの日はお店が休みなわけですから、

従業員全員が休みをとることが可能となります。

 

とまずはメリットを書いてみましたが、

中には深夜帯の賃金割増を期待する層などもいて、

この方々にはちょっと残念なニュースかもしれません。

 

ただ、今回の決定について、

ざっくりとネットでの反応を見る限り、

賛同している人が多いという印象ですね。

 

この国ではバブル経済はとうの昔に崩壊し、

高齢化も進み、さらに人口減フェーズへと

突入しつつあります。

 

そんな中で、先見の明があったのは

私が遠い昔に働いていた自動車ディーラー。

 

私が勤務していた頃はお店の

定休日がなく、交代で誰かしらが

お店にいなければなりませんでした。

 

確かにゴールデンウィークや

夏休みというまとまった休暇はあるには

ありましたけど。

 

この業界ではすでに定休日を

導入しているところが多数となっていて、

この点ではなかなか優れていると思います。

 

で、未だに「年中無休」を売りにしている

会社(お店)に言いたいことは、

 

「もっと休め!(休ませろ)」

 

ということです。

 

休んだら売上が…

なんて理由をつけるところは

思考停止の最たるものと言わざるをえません。

 

毎日、しかも長々とお店を開けていても

昔ほどお客さんが来ないという事実を

皆さんは身をもって体感しているはずです。

 

こんな状況で旧態依然のままでは

様々な面でいずれほころびを起こすことは

想像に難くありません。

 

賢明な経営者の方は、

しっかりとその辺を見据えて

今後の方針を見極めていただきたいものです。

 

したっけ。