今日は川崎まで遠征してまいりました。
川崎とは言っても市内の北西の方であります。
場所は「電車とバスの博物館」。
間もなくリニューアル工事のため休業に入る
との情報を入手し、その前に訪問しようと思った次第です。
最寄り駅は東急田園都市線の宮崎台駅
(急行は止まりませんのでご注意)。
改札を出ると目の前に入口があります。
細長い通路を行くと、
建屋入口前に踏切があります。
宮崎台駅に急行電車が近づくと
遮断機がおりるようになっています。
この博物館、傾斜地に立地しているらしく、
駅側の入口を入るとそこは 4F。
建屋は 3F と 1F が主な展示スペースとなっており、
これとは別棟のイベント館からなります。
入場料金は大人 100 円で、
小中学生は 50 円。
6 歳未満のお子さんは無料で
素晴らしくリーズナブルです。
更に 団体割引(25 名以上)ですと、
大人は半額、小中学生も無料に!
ということで、入口にある券売機で入館券を購入
(電子マネーのたぐいは使えません)。
一度購入するとイベント館も含め
一日何度でも再入場できます(券紛失に注意)。
ということで、まずは 3F 展示から。
奥にはこれとは別に、
運転が楽しめる模型展示もあります。
昭和30 ~ 40 年代の高津駅をモデルにした展示も。
恐ろしく安い運賃。
そして、田園都市線も開通前で、
砧線の存在も確認できます。
同じフロアには東急の歴史展示や、
渋谷周辺のジオラマなどもありました。
お次は 2F。
このフロアは狭いスペースに
デハ 3450 型の車掌シミュレータがあります。
運転扱いをすると、眼前にある、
台車のモーターが回ります。
お子様が楽しんでいたので、
私は遠慮いたしました。。
お次は 1F。
こちらはバス主体の展示スペース。
懐かしい形の路線バスや、
史上初のオンデマンドバス「東急コーチ」の
車体展示(運転シミュレータ)がありました。
またこのフロアには
玉電デハ 200 型が 2 両置いてあり、
中は休憩スペースとなっていました。
またこのフロアには電車の運転シミュレータも
2 台(モハ 510 形と 8090 系)設置されていました。
ひと通り見学し、イベント館へ。
こちらはサブ的な位置づけで少し狭く、
展示は屋外にモハ 510 形と YS11 のフライトシミュレータ、
ライブラリ(日・祝日のみオープン)。
ちょうど誰もいなかったので
YS11 のフライトシミュレータを体験。
コックピットはまんまですが、シミュレータの画面がしょぼい…
かなり歴史を感じさせるものでありました。
操作に合せて、操縦桿が振動するなど、
「それなりに」臨場感は体験できました。。
なぜ「電車とバスの博物館」に航空機が…?
という疑問への回答は、今はなき日本エアシステムが
東急の関連会社だった所以でしょう。
レインボー塗装の B777 、好きだったんですけどね。
かくして、博物館見学は終了。
ちょっと規模は小さいですが 100 円という
入館料を考えると頑張っている展示内容と
言えるでしょう。
では最後に諸々の情報を。
現行体制での営業は 2015 年 9 月 27 日(日)まで。
リニューアル後の開館は 2016 年の 1 ~ 2 月を予定している
との事です。
また、館内には 1F には先述の玉電以外にも
飲食ができる休憩スペースがありますが、
購入できるのは飲み物のみ(自動販売機)で
食べ物の販売はありません。
クルマでのアクセスについて。
「駐車場はありませんので、
公共交通機関を利用するか、近隣の
駐車場をご利用ください」との事です。
したっけ。