
↑の画像。
とあるルートより入手いたしました
猪苗代スキー場の 1991-92 シーズンの
ゲレンデパンフの一部です。
これを見ながら、現在との違いを
書いていきたいと思います。
※ クリックで拡大表示できます。
ミネロ前夜
まず東側が寂しいですよね。
ミネロエリア(下部)がオープンするのは
1993-94 シーズンです。
それ以前はご覧の通り、
ミネロエリアの上部の
赤埴大回転(国体)コースのみ滑走可能で、
リフトもなく、そのアクセスは
中央エリア側からシングルだった
第 4 リフト(廃止)と使ってというものでした。
国体コースからはこれまた
廃止済みの大沢リフト(シングル)を
使って中央側へ戻るのですが、
この乗り場に向かってかなりの
上り坂となっており、
手前で勢いをつけて滑り込まないと
大変な目に遭うという、
トリッキーなコースでもありました。
国体上部も
なお、マップを見ますと
国体コースの現ミネロ第 4 リフト山頂駅付近
からさらに赤埴山頂に向かってコースが
あったことがわかります。
現在ここは植林により滑走できなくなっていますが、
ゲレンデ建設で今後大きく変わるかも。
中央エリア
ハイフォー関連
現中央エリアについて。
中央ゲレンデに今も残る
超高速4人乗りリフト
(通称 ハイスピード4:現 ベース第1)は
当時その左側にはシングルリフトが
1 本残っていました。
※ ハイフォー=ハイスピード4リフトの通称。
そもそもこのクワッドリフトは
シングルリフトが 2 本かかっていたところを
掛け替えたものです。
新旧第 3 リフト
また中央ゲレンデ右側の
第 3 リフトも現在のものは
位置が違っており、少し西寄りに
かけ替えられたのは 2008-09 シーズン。
※ 第 3 リフト東側には「東ゲレンデ」が
ありましたが現在は閉鎖され、
花火の打ち上げ場所になっています。
なくなった急斜面
ハイフォーの西側上部、
「ふり子坂」の隣の「西の坂」も
当時は滑れました。
こちらも植林により今は
滑れなくなっています。
旧町営エリア
さらに西側について。
マップにある町営第 1・第 2 リフト
町営ロマンスリフトは
その名の通り猪苗代町営。
葉山ゲレンデ下にある
「スノーハウスいなわしろ」も
当時「町営食堂」でした。
現在は第1、第2 リフトが
クワッドリフト 1 本に
統合されていますが
町営ロマンス(廃止)はケーブル
機器類がそのまま残っています。
この時は中央ゲレンデは昭和観光開発、
こちらは町営と 2 つの経営母体が
存在していたことになります。
※ 後のミネロ開業で一時は 3 者による運営体制に。
大変革
ワタシはこの年の前後で
猪苗代で滑ったことがあるのですが
まだ通い(働き)始める以前で
当時の様子を覚えていません。
現在、ミネロ新設、
中央エリアのリフト統廃合も
進み現在の姿でしばらく運営されるのですが、
まもなく?誕生するゴンドラリフトにより
スキー場の景色は大きく様変わりする予定。
その変化をつぶさに観察していきたいと思います。
※ ゴンドラと山頂テラスの建設は
予定より遅れているようで……
したっけ。





