間もなく発表が噂される
SUBARU の次世代 e-BOXER。

この時期ならではの気になる点について
ちょこっと書いてみたいと思います。

エアコン動作について

まず、現行の e-BOXER では
コンプレッサーは通常のガソリン車と
同じでエンジンによる駆動です。

よって、アイドリングが
ストップするとコンプレッサーも
オフとなりエアコンが効かない
いわゆる送風状態になります。

夏の時期ならば
コンプレッサー停止直後から
エアコンの風が次第に
ぬるくなってくるのでそれが
よく分かると思います。

この時期の気温が年々高くなる
昨今においてこの仕組みはちょっと
厳しいかなと思うこともしばしば。

この回避策としてはデフロスターを
起動するなど強制的にエンジンをかけ、
エアコンを ON にする方法もありますが、
その分燃費は当然悪化するわけです。

スズキはエコクール

では他社での技術はというと、
以下 2 例ほどご紹介。

まずスズキはエコクールという仕組みを
採用しています。

これは空調ユニット内に蓄冷材を
使用しており、エアコン使用時に
蓄冷材を冷気で凍らせ、アイドリングが
ストップしても、蓄冷剤に
冷やされた風が出てくる仕組み。

THS は電動

もう一つ。
トヨタのハイブリッドシステムは
アイドリングストップを頻繁に
行うためエンジン駆動のコンプレッサーは
使い物になりません。

で、採用したのが電動コンプレッサー。
家庭用のエアコンと同じ仕組みですね。
通常のガソリン車より
バッテリー容量が大きいため
可能となった技術と言えます。

次世代 e-BOXER は

で、本題。
気になった点というのは
次世代 e-BOXER 搭載車の
エアコンはどうなるのか、
ということ。

トヨタのハイブリッド技術を
採用して登場しますから
エアコンのコンプレッサーも
電動であることを期待します。

現行 e-BOXER でなし得なかった
低燃費と快適性を
両立してくれることを
祈るばかりです。

トヨタ車のような燃費は
期待できそうにありませんが。

したっけ。