東北道を北に向かっていると
SUBARU 車を積んだキャリアカー
(車両運搬車)と
すれ違うことが多いです。
今の時期ですと国内では未販売の
新型フォレスターの姿なども見え
少々悔しい気持ちになりますが。
さて、今回はそんなクルマが
どんな感じで輸出されているか
というのをサクッと調べてみました。
輸出車が大半
SUBARU の国内工場で生産された
SUBARU 車は 2024 年 1~ 6 月累計で
253,683 台。
そのうち、輸出されるのは
203,813 台で約 8 割が海外向け。
日本で商売できなくなっている
というのは寂しい限りです。。
※ 生産台数等についての詳細は公式サイトのリリースを。
積出港
さて、本題。
海外向けの SUBARU 車は
港から船で運ばれます。
工場から港までは前述の通り
キャリアカーに乗せて運ばれます。
その目的地となる積出港は現在、
川崎、横浜、横須賀、千葉、茨城(常陸那珂港区)の
いずれかになるようです。
※ 国内輸送でも一部海上輸送が使われているそうです。
ちなみに今回記事にするに当たり
調査した結果では常陸那珂港という
名前が出てきますが、
この港は現在、日立港、大洗港とともに
「茨城港」に統合されております。
工場のある太田から
茨城を除いた港へは東北道で
輸送するでしょうから
かの道でキャリアカーと
度々すれ違うのも納得のいく話です。
※ 茨城港へは北関東道を使用。
積み込み
キャリアカーで港近くの
モータープールで保管された後、
冒頭で画像をあげた車両運搬船に
積み込むわけですが、
その作業は 1 台 1 台人の手に
よって行われています。
その模様は、2018 年に
いった横浜港のイベントで
垣間見ることができました
(以下記事をご参照ください)。
巨大な船の中に数 10 cm という
間隔でびっしり積まれた 5,000 台~
という SUBARU 車が
各国の港へ届けられています。
ジリ貧の国内ではありますが、
輸出先の国々でたくさんの
スバリストに愛されることを
願ってやみません。
したっけ。