道の駅スタンプラリー長野攻略 1 日目
の道中にふと思い立ち、
こちらの行程を組み入れることにいたしました。
その目的は、、、
関電トンネル電気バス
黒部ダム・黒部川第四発電所建設のために
掘削された関電トンネルを走るバス。
バッテリーから電気を供給、
モーターで駆動します。
バッテリーへの充電は扇沢駅にある
急速充電器にパンタグラフ様の機器を
接続して行いますが
通常の BEV 車のような充電口も備えているそうです。
かつては「鉄道」
この区間 2018 年まではトロリーバスが
走っていました。
トロリーバスは上空に張られた架線から
電力供給を受けモーターで走ります。
「無軌条電車」とも呼ばれ
法律的には鉄道の一種。
鉄道趣味なワタシとしては
現役時代に乗っておきたかったところですが
それはかなわず。
雰囲気だけでも味わおうと
今回足を運んでみた次第です。
トロバス記念館
なお、扇沢駅近くには
トロバス記念館がありそこに
1 両のトロリーバスが保存されており、
車内も見学することができます。
なお、立山黒部アルペンルート(以下 アルペンルート)
富山側の立山トンネルでは
今もトロリーバスが走っていますが
あちらも今年度限りで電気バスに
置き換わることになっています。
今年、もう一回行けるかなぁ。
扇沢駅
アルペンルートの長野側起点と
なるのは扇沢駅です。
駐車場
駅周辺には有料、無料の駐車場が
確保されています。
当たり前ですが駅に近い方は有料(舗装)。
無料の方は 10 分少々の徒歩、しかも
駅まで登り坂となり駐車場も
未舗装となっています。
最近運動不足なので少しでも
歩こうという算段で無料の方に止めました
(決してケチろうという意図はなく……)。
回送サービス(扇沢駅~立山駅)
なお、クルマで来てアルペンルートを
通り抜けたい方のためにクルマの
回送サービスというのがあります。
料金は自家用車で 27,000 円
(JAF 割引があるようです)。
次に来るときはアルペンルートを
ぜひ通り抜けたいところですが
愛車で来てこの回送を使うか、
鉄道バス利用にするかは
大いに悩むところです
(北陸新幹線まだのったことないですし)。
きっぷ購入
まずきっぷを購入します。
窓口でも買えますが外国の方が
数人並んでいらっしゃったので
脇にある自動券売機にて。
クレジットカードも使えます。
扇沢~黒部ダム往復の運賃は 3,200 円。
バス乗車の時刻を指定して買うシステム。
なお、帰りのバスは自由乗車。
アルペンルートを通り抜ける場合も
初回の乗車時刻だけ指定することに
なるようです。
なお、前日までなら Web で予約することも可能。
この場合、引き換え機にて
きっぷを受け取れるので
駅での流れがスムーズになるかと。
乗車!
午前中は 30 分毎に発車。
乗車は 10:30 発の便。
10 分ほど前に改札に並ぶとこんな感じ。
団体のお客さん(日本語率低)が多いようです。
発車 5 分前に改札開始、のりばへ。
お客さんの中にはスキーを持った方も。
ちょっとうらやましいなぁ……
乗ってしまうと普通のバスです。
もっとも普通のバスを改造したので
当たり前なんですが。
ベースは今どきのノンステップバスなので
乗り降りは楽ですね。
トンネル内でも見どころあり
扇沢駅を発車するとすぐトンネルに入ります。
終点の黒部ダム駅もトンネルの中。
延々とトンネルを走りますが
中には見どころもいくつか。
トンネルはクルマ 1 台分の幅なので
中間で交換するための広いスペース。
長野側からと富山側からの掘削が
つながった貫通点。
トンネル掘削時の苦労として
多く語られるのが破砕帯の存在。
詳しくはすでに数多あるサイトに
ゆずりますが、ここを掘り抜くのに
相当な困難があったようです。
帰りのバスですが動画を撮りました。
黒部ダム
バスの終点黒部ダム駅から 5 分ほど歩くと
堤体上に到達できますが、
ワタシはまず 220 段ほどの階段を登り展望台へ。
結構な登りで足プルプルになりました。。。
大迫力です。
よくぞこんなところにダムを作ったなぁ。
と感慨に浸ること間違いなし。
ただ、画像ではその迫力の
半分も伝わらないと思います。
奥にそびえるは立山連峰。
ここもトンネルで貫いているわけです。
慰霊碑
関連工事で殉職された方の慰霊碑が。
171 名の方が命を落とされたそうです。
この 6 体の像の脇には
亡くなられた方のお名前が。
手を合わせずにはいられませんでした。
ハサイダー
しばし散策の後、黒部ダムレストハウスで休憩。
ドリンクコーナーでハサイダーフロート(700 円)を。
破砕帯からの湧き水を使った
ハサイダーにソフトクリームを
トッピング。
下部にはなんらかの青いシロップが
ありましたが何味かはわかりませんでした。。
ランチ
休憩の後、11:35 発の
帰りのバスに乗車。
扇沢駅のレストランでランチ。
山賊焼きラーメン(1,400 円)。
当地信州における山賊焼きとは
端的に言うと「大きい唐揚げ」。
揚げてあるけど「焼き」です。。
美味しかったです。
また来ます!
道の駅めぐりの途中のため、
駆け足で巡ったわけですが
まとめてみると結構な文字数になりました。
それだけ魅力が沢山の場所ということです。
今回はアルペンルートのごくごく
一部だけの体験でしたが次はぜひとも
走破してみたいと思います。
したっけ。