現行型 WRX のホイールアーチには
黒いガーニッシュが装着され
これが物議を醸しております。

装飾ではなく空力パーツ

この「スポーツサイドガーニッシュ」が
SUV チックに見えるという理由で
批判の対象になっているようです。

これ実は空力パーツなんだそうな。
表面に凹凸がある空力テクスチャー
(ヘキサゴンパターン)を採用し、
空気の流れを整えて操縦安定性を高める
効果があるとのこと。

WRX ではこの空力シボは
ボディ下部の樹脂部全面に
施されています。

ワタシ的にはかつての
デザインコンセプトの再現性も
高くかっこいいと思うんですけどね。

アウトバックにも

で、この空力テクスチャー、
この程年次改良を迎えた
レガシィアウトバックにも
採用されることに。

それがどこかと言いますと
ホイールアーチのガーニッシュでは
ありません。

この画像でわかりますかね。
採用場所はルーフ上にある
シャークフィンアンテナです。

この度、アウトバックにも
スマートリヤビューカメラが
搭載されることに
なりまして、そのカメラの
設置場所として選ばれたのが
このアンテナの場所だったのです。

※ レヴォーグ等これまでの採用車は
  リヤゲートウィンドウ上部に設置。

二種類のシボ

先程の画像をよくご覧いただくと
わかりますが、
このシャークフィンアンテナに
空力シボが施されています。

しかも側面と上面で
使い分けるという凝りようです。

この小さいパーツが
もたらす空力効果は
以下ほどのものか、
ワタシレベルでは体感できない
とは思いますが、
こういう細部へのこだわり方、
SUBARU らしくて好感持てます。

ただ、ホイールアーチ部分の
ガーニッシュはこれまでと
同じパーツだそうです。

この辺はいらないという
メーカーさんのご判断を
尊重することにいたしましょう。

実車チェックしてみます

こんなところにも?
という SUBARU のこだわり、
次回アウトバックの実車を
見る機会があればじっくりと
見てみたいと思います。

したっけ。