少し前から「SUBARU NEW SUV」として
ティザービジュアルが公開されていたこのモデル。
いよいよ本日正式にワールドプレミア!
CROSSTREK
その名は「クロストレック」。
これまで「SUBARU XV」のグローバルモデル
として展開していた車名を国内版に拡大しました。
少し前の T 社にもそんなクルマ
(ヤリス)がありましたね。
見た目は……
では、ネット上の画像、動画を
見たのみで書いてみます。
スタイルはキープコンセプト。
ボディサイズもほとんど同じようですね。
「あ、イケるかも。」
というのがワタシの第一印象。
現行フォレスター、米国仕様の
レガシィシリーズは正直いただけない
という印象だったのでした。
先代(現行?)XV のシュッとした感じが
とても好みだったのですが、
クロストレックはまぁ許容できるかと。
リヤまわりについては
力強さが増してこちらは十分にアリです。
SGP + フルインターフレーム構造
見た目はキープコンセプトですが、
中身(骨格的な部分)は大変化しています。
新世代プラットフォーム(SUBARU Global Platform)を
初採用した現行 XV(インプレッサ)ですが、
このモデルモデルチェンジで、レヴォーグ等と
同等のフルインナーフレーム構造に。
パワーステアリングの 2 ピニオン化、
フロントシートレールをフロア直付け化に
するなど、細かいところにも
色々と手が入っています。
走りの質感は相当に上がっているはず。
試乗がとても楽しみです。
新世代アイサイト
運転支援系も進化しました。
アイサイトは新世代ステレオカメラが採用され、
加えて国内初単眼カメラを追加、
より広範囲の認識が可能になりました。
また、前部にはミリ波レーダーも備え、
交差点などでの自転車、歩行者などの
検知能力もより高まっている模様。
その一方で、「アイサイトX」は未設定。
フォレスターにも未採用でしたから、
こちらは上級車種に限定されるのでしょうね。
11.6 インチのセンターディスプレイ
もう一つの大きな変化。
レヴォーグ等で採用されていた
大きなセンターディスプレイの採用です。
ただし、運転席側のメーターは
全面液晶ではなく従来型のものが
継続採用のようです。
この辺はアイサイト X 搭載車と
差別化をはかっているのでしょうね。
小改良
で、このセンターディスプレイ、
じわっと改良が入っているようです。
例えばシートヒーターの操作。
これまではタッチパネルでの操作だったものが
シフトレバー脇に物理スイッチとして
用意されるようです。
また、レヴォーグ登場当初から
散々言われていた、
オートビークルホールドの操作についても
センター画面の大きなアイコンとして
スイッチが配置されるようになったようです。
これ、アウトバックにも採用してください。
ソフトウェア書き換えでできそうな
ものですが。
e-BOXER
という感じで、
新機軸モリモリで登場した
クロストレックですが、残念な点も。
パワートレインについては、
これまでと同じ e-BOXER が継続です。
細かい改良が入っているようですが、
劇的に燃費改善!とははないでしょう。
これは次世代を待つしかないようです。新開発 1.5L ターボエンジンも
間に合わなかったようですね。
開発が噂されていた 1.5L 直噴
ターボエンジンは数年前に開発休止、
そのまま頓挫となった模様……
1.6L 廃止。だけど
もう一つパワートレインについて。
先代 XV では廉価グレード用に
1.6L エンジン搭載車がありましたが、
クロストレックでは廃止となる模様。
その代わり、
e-BOXER に FF モデルが追加される
という情報も。
※ 先代は AWD のみ。
この辺で価格と燃費を抑えようという
ことなのかもしれませんね。
「AWD いらない層」にも訴求できそうです。
試乗できるはいつ?
ということで、
現在分かりうる情報だけですが、
速報的にまとめてみました。
早く試乗して見たいところですが、
プレス系での試乗会は 10 月くらいに
なるようで、それもプロトタイプ。
発売は来年(2023 年)のようですから、
ワタシたちが触れることができるのは
もう少し後になりそうですね。
それまでは情報収集に
励みたいと思います。
※ SUBARU XV まだ新車で買えます。
したっけ。