昨日のニュースから。

JR 東日本は一部区間で
災害のため運休が続く只見線で
2022 年 10 月 1 日より
運行再開することしたそうです。

只見線

まず、只見線についてさらっと。

会津若松(福島県会津若松市)駅と
小出(新潟県魚沼市)を結ぶ
135.2km の路線。

鉄道ファン(特に撮り鉄)や一部旅行好きな
方の間では絶景が見られるとして有名な路線です。

その実態は万年赤字路線でありますが、
並行する国道が冬季閉鎖となってしまうため、
かろうじて維持されている状況です。

豪雨災害で不通

2011 年 7 月の新潟・福島豪雨によって、
只見線は小出 – 会津坂下間 113.6km が
不通となりました。

その後、幾度かの復旧を経て、現在の不通区間は
会津川口-只見間の 27.6km となっています。

この区間は橋梁が流失、
被害が甚大となった区間です。

上下分離方式

最後まで普通となったこの区間、
そもそも赤字路線で費用も
膨大であったことから
JR 東日本は復旧に消極的だったようです。

結局はこの区間は JR が復旧
(費用は福島県が 3 分の 2、JR が 3 分の 1)した後に
福島県に施設・土地を無償譲渡し、
第三種鉄道事業者として福島県が保有、
第二種鉄道事業者の JR 東日本が
保有車両で列車を運行することになりました。

※ 第二種鉄道事業:他人が所有する線路を使って旅客または貨物を運送する事業。
※ 第三種鉄道事業:鉄道線路を第一種鉄道事業を経営する者に譲渡する目的を
 もって敷設する事業、及び鉄道線路を敷設して該当鉄道線路を
 第二種鉄道事業を経営する者に専ら使用させる事業。今回は後者。

難易度高い

かつて何度か完乗し、
この路線が好きなワタシにとっては
とても嬉しいニュースです。

復旧後はぜひ乗りに行きたいと思いますが、
かつてに比べて運転本数が減っており
攻略が難しくなっているのが現状。

復旧後も運行本数は増えないようですから、
難易度は高いままとなりそうです。

その昔は新幹線をつかって
日帰りで全区間乗ることが
できたんですけどね。

ワタシも当時に比べれば体力は
なくなっていると思いますので
どこかで宿泊してゆったり回りたいと思います。

したっけ。