本日は少し時間がありますので、

こんなお題でもう一つ。

厄介者?

一般のスキーヤー、スノーボーダーからの視点では、

団体レッスンの生徒さんがズラーっと

リフトに並ぶのはあまり心象のいいものでは

ありません。


単純に待ち時間増えますからね。


また、団体の規模によっては

コースの大部分を占領してしまうことにより、

一般のお客様の滑走を制限してしまうことも

多々あります。

※ ワタシの所属スクールでは、
 できるだけ一般の方が優先してリフト乗車
 いただけるよう配慮しています。

視点を変えると

ところが、これを

スキー場経営者からの視点に変えると

それはがらっと変わります。


団体様は巨大な利潤をもたらしてくれる

「良いお客様」です。

これは我々スキースクールや宿泊施設に

とってもほぼ同じことが言えます。

将来を見据えて

また、これらの学生さんが、

後々、スノースポーツを愛好するようになり、

ゲレンデに足を運んでくれることで、

この業界が盛り上がってくる、

という視点においても、

その入口となる学校団体のスキースクールは

とても重要なものだという認識です。


ワタシはその観点から、

生徒さんたちにはとにかく楽しい思い出を

持ち帰ってもらえるよう日々努力しているつもりです。

スキー場の永続のために

もう一つ現実的な話をすると、

これらの団体様があってなんとか

経営が成立している、

なんていうスキー場も実際は数多くあるんです。

毛嫌いしないで

で、結論。


ご理解いただきたいのは、

学校団体様はこの業界を盛り上げるために、

また、あなたの大好きな

ゲレンデが長く営業できるために

不可欠な存在である可能性が高いということ。


ですから、

目の敵にするのはやめていただき、

暖かい目で見守っていただければと

切に思うわけであります。


したっけ。