本日、野暮用で借りた
カーシェアのデミオ。
相変わらずいいクルマだなぁと
感じつつ、今回新たな発見がありました。
i-stop
マツダのアイドリングストップシステムの
名称です。
その目的は燃費向上、
排出ガスの低減で、最近搭載車が増えています。
今回、意識してこれを使ってみたのですが、
その動作に感心させられました。
スムーズな再始動
アイドリングストップからの
再始動が素早く、至ってスムーズです。
これ、他社のクルマだと
意外とできていなくて、
エンジン自体の振動はうまく
抑えていても、トランスミッション周りの
制御がイマイチで、前後方向の
振動が出たりするものが多いです。
複雑な仕組み
一般的に、アイドリングストップから
復帰するときはセルモーターを回して
エンジン始動しますが、
i-stop はこれに加えて、エンジン停止中に
ピストン位置、気筒内の空気量を
調整しておいて、再始動時には
セルモーターに加えて気筒に
直接燃料噴射し爆発させる
ということをやってのけます。
結果エンジン再始動時の時間と
燃料を節約することが可能になったんだそうな。
これを知ると、
「i-stop」という名称は伊達じゃないことを
思いしります。
停止中の制御
もう一ついいなと思った制御。
例えば、ちょっと長めの停車などで、
チェンジレバーを N にして、
サイドブレーキを引き、
ブレーキペダルから足を離す。
これでもエンジンは停止します。
他社のシステムだと、
ブレーキを離すとエンジン始動してしまう
ものが多いという印象で、
この制御にも個人的に好感をだきました。
アイドリングストップを毛嫌いしないで
他社にないほどのこだわりを
見せるマツダの「i-stop」でした。
私の周囲にも多いですが、
アイドリングストップは嫌いという方が
多いんです。
その理由は色々あるんでしょうが、
マツダの場合、このように凝ったことをやってる
という事実を知っていただき、
それをあえて体感してみる。
という楽しみ方も、
現代のクルマとしてはありなのではないか。
と感じている今日この頃であります。
したっけ。