本日はクルマの話題。
T 社も新基軸のコネクトサービスを
導入するようです。

ディスプレイオーディオ採用

先日、T 社ディーラーでもらった
新型カローラ(今秋登場予定)の簡易パンフレットを
何気なく見ていましたら、
こんな記述がありました。

国内T 社初のディスプレイオーディオ
(DA)と次世代DCMを全車標準装備。

このディスプレイオーディオというのは
端的に言うとこれまでの AV ナビゲーションから
ナビゲーション機能を省略したもの。
マツダ車にお乗りの方なら、
「マツダコネクト」のようなもの。

といえばピンとくるでしょう。
すなわち、オーディオ機能を有した
ディスプレイのこと。
メーカーが提供するナビゲーションを
利用するためには
別売りのキットを購入する必要があります。

なお、このキットを購入しなくても
スマホを接続、連携して
スマホ側のマップアプリなどを
利用することができるようです。

社外ナビの立場は

これが何を意味するか。
これまで国産車といえば、
ナビゲーションなど AV システムは
未装着の状態が標準で、
ディーラーオプションなどで
ナビゲーションを後付する……
というのが多数派でした。

ですが、今度のカローラでは
ディスプレイが標準でついてきちゃいます。
ということは、
「社外ナビの立ち入る余地がなくなる」ことを
意味するわけです。

このニュースを受けて、
社外ナビ業者は戦々恐々と
しているのではないでしょうか。
売れ筋と思われるカローラでは
サプライヤーとして採用されない
限り、自社製品が搭載される可能性が
限りなく低くなるのですから。

また、大衆車であるカローラが
採用することで
今後登場するT 社のクルマ、
あるいは他社のクルマでも
この動きに追随してくる可能性も
否定できません。

変革についていけるか

今、クルマは 100 年に一度の大変革期
とも言われていますが、
カー AV 業界とてその流れに
逆らうことは難しくなってきましたね。
さて、この業界が生き残るために
今後どんな手を打ってくるでしょうか。

したっけ。