まずはこれ、何かわかりますか?
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/03/IMAG9171_R.jpg)
この角度では分かりにくいかも。
正解を言ってしまうと
クルマの「パーキングブレーキ」です。
その名の通り、駐車時に使用する
ブレーキのことで、
別名「サイドブレーキ」とか呼んだりもします。
今日はこの「パーキングブレーキ」を
ちょっと深掘りしてみます。
様々なパーキングブレーキ
今回は様々な種類がある
パーキングブレーキについて、
いくつか紹介してみます。
レバー式
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/03/IMAG9168_R.jpg)
まずパーキングブレーキと言って
多数の方が想定するのはこれかと。
ブレーキをかけるときは
レバーを引き、解除するときは
先端のボタンを押しながら
戻すという操作をします。
通常は運転席左側(日本車の場合)に
ありますが、スペース効率を追求した
クルマなどは右側についているものも
あります。
かつて実家で所有していた
初代エスティマも
運転席右側にひっそりと
ついていて、
知らない人が乗ると
「どこ???」と
探していたのを思い出します。
足踏み式
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/03/IMAG8984_R.jpg)
最近の T 社のクルマでは割と
広く採用されている方式です。
ブレーキをかけるときはペダルを踏み込み、
解除するときはさらに少し踏み込む、
というのが一般的ですが、
解除はレバーで行うモデルも
存在します。
ワタクシ個人的には
好きではない方式です。
ステッキ式
最初の画像は、
T 社の「ハイエース/レジアスエース」の
パーキングブレーキ。
これを見て「懐かしい!」と
思う方もいるかも知れませんが、
現行型で採用されている方式です。
グリップ形状がステッキのそれに
にていることからこの名称がついています。
その一方で
「こんなの見たことない」
という方もいらっしゃると
思いますので、どのように
操作するのか動画を撮影してみました。
グリップの裏側にはボタンがついており、
ブレーキを解除するときはこのボタンを
押しながらグリップを回しながら戻す、
という少し複雑が操作が必要です。
電動式
![](https://outdoor-kaz.net/wp-content/uploads/2019/03/IMAG9173_R.jpg)
最近増えてきた方式です。
ブレーキを電動でかけるため、
スイッチは小型化されています。
スイッチを手前に引っ張ると
ブレーキがかかり、スイッチを
押し込むと解除されます。
この画像はT 社のミニバン
「アルファード(ヴェルファイア)」の
もので、シフトレバーの操作と
連動して自動でブレーキをかけたり
解除したりしてくれます。
以下の動画では
シフトレバーを「P」に
すると自動的にブレーキがかかる
様子を見る(聞く)ことができます。
操作スイッチはシフトレバーの近くに
あるものが多いですが、
ワタシがかつて乗っていたレガシィ
(BR/BM 型)の
前期モデルはインパネ右側の
ステアリングコラム付け根付近に
ついてました。
乗りなれない人にとっては
これも分かりにくい位置だったようで、
後期モデルでは緊急時に助手席の
乗員も操作できるようにとの理由で
中央に移設されました。
AT 車もかけましょう
以上、様々な種類のある
パーキングブレーキですが、
AT 車に乗っている方で
シフトを「P」に入れるのみで、
パーキングブレーキを掛けない人が
たまにいらっしゃいますが、
これはクルマにとっては
良くないです。
その理由については、
このページが詳しいです。
クルマを大切に扱いたいアナタは
しっかりパーキングブレーキを
使うようにしてくださいね。
※冬季などブレーキを作動させる
ワイヤーが凍結してしまう可能性が
ある時はブレーキをかけないほうが
いいこともあります。
したっけ。