クルマナシ生活の強い味方!
と思われるカーシェアという
システムを体験してみました。
きっかけはお試しクーポン
今回は dカーシェアを利用しました。
初回お試しとして
1,000 円分のクーポンが
もらえたからというのが
大きな理由だったりするんですが。。
d カーシェア
カーシェアサービスを
提供している会社さんは
いくつかありますが、
その中から私がコレを
選んだ理由は、
基本料金が不要
ということ。
他の会社さんですと、
実際の利用料金とは別に
月額の基本料金が
かかるところが多いんです。
この基本料金が、
利用料金に充当され、
実質無料となるんですが、
クルマを使用しない
月があればこの月額料金が
そのまま無駄になってしまいますからね。
d カーシェアとは
この名前だけですと、
Docomo が運営する
カーシェアと思いがちですが、
実の所は、
各レンタカー会社の仕組みを
使わせてもらう感じ。
要は、dカーシェアアプリで
カーシェア、レンタカーなどを
一括で予約、利用できるという
ことですね。
カーシェア利用レポ
今回はこの「カーシェア」部分の
利用について書いていきます。
会員登録
NTT Docomo が提供するサービスですが、
他キャリアを使用していても
このサービスを使うことができます。
会員登録→利用開始まで
全てスマホアプリで完結することが
可能です。
まず、アプリをインストールしたら
会員登録(この際にdアカウントを
持っていない方は登録が必要です)
をすればすぐ使えるようになります。
会員登録時には免許証の
情報などを登録する必要が
ありますが一旦登録してしまえば
貸出の都度提示する必要は
ありません。
検索
では、実際に使いましょう。
アプリを立ち上げると、
近くで乗れるクルマとして
最寄りのステーション(貸出場所)に
以下の 2 台があるとの情報が。
- フィットシャトルHV
- プリウス30(旧型)
どちらも空いていましたが、
今回はフィットにしました。
初回利用
利用時間、車種を指定して
予約をしていくのですが、
初回だけはちょっと
手続きが面倒です。
借受場所、時間、車種以外に
決済方法と電子鍵を
登録する必要があります。
電子鍵とはオリックスカーシェアを
利用するために必要で、
おサイフケータイ、交通系ICカードなどに
登録して使います。
Android スマホでおサイフケータイ
対応機種ならばこの初回予約時に
登録を行うことが可能です。
乗車
予約が済めば、
実際に貸渡場所に行って乗車手続き。
私が利用したのは駅近くの
コインパーキング。
先程検索でヒットした 2 台が
こんな感じで台並んでいました。
利用するクルマの後ろにまわり、
複数台ある場合はどの車でもOK。
こんな感じで電子鍵(私はスマホ)を
リアガラス上部にあるリーダーにかざすと
貸出対象車のハザードランプが点滅します。
そのクルマのリーダーに電子鍵をかざすと
再びハザードが点滅しドアが解錠されます。
※ 1 回目にかざすのは予約したクルマの
確認という動作のようです。
iPhone など Android おサイフケータイ以外や
交通系ICカードを使う方は、
このときにクルマのリーダーを使って
電子鍵登録を行います。
車内へ
解錠された時点で
いわゆるACC状態になり、
車内にはラジオが大音量で
なり始めました。
前の使用者の方、
その辺のご配慮を
お願いしたかったところです…
クルマのキーは、
ダッシュボード内のキーボックスに
あります。
キーボックスのキーを「貸出」に
するとキーが抜け、
あとはこれに付属したクルマのキーで
エンジンをかけ、出発。
という流れです。
※出発前に運行前点検を
する必要があります。
出先で駐車する時
例えば出先で買い物などを
する場合は、
普通のクルマと同じ様に
クルマのキーで施錠します。
※イグニッションを OFF に
キーを抜いても
ドアを施錠するまでナビ、
オーディオなどは動作し続けるので
注意が必要です。
返却
クルマの使用が終われば、
返却場所に戻ります。
※カーシェアは乗り捨て不可能です。
手順としては貸出とは逆で、
イグニッションOFF 後に
キーを抜いて、キーボックスに
差し込み「返却」の位置に、
忘れ物に注意して
クルマを降りたら、
後部のリーダーに
電子鍵(スマホ)を
かざせば施錠されて
返却完了。
という流れになります。
使ってみての感想
一連の手続きの流れは
慣れるまではちょっとドキドキ
すると思います。
今回は 1 時間ちょっとの
使用でしたが、こういう使い方なら
とても便利だと思います。
要望
その一方で不満点はといいますと、
レンタカーのように、
貸出のたびに洗車はされませんので
車内外はそれなりに
汚れているということ。
今回借りたクルマは
車外はしょうがないとして、
ダッシュボード、操作パネルなどに
ホコリが乗ってるのが気になりました。
脱臭スプレーが備え付けて
あるんですが、一緒に
ダスター的なものもあると
嬉しいかも。
もう一つはステーションの場所。
最寄りのステーションが
徒歩 10 分くらいかかるとこ
なんですよね。
例えば、ウチは大規模団地なので、
その敷地内で借りられると
もっと便利かなと。
がんばってステーションを
増やしてください。
オリックスさん。
試乗レポート
最後におまけ的に、
今回乗ったクルマの試乗レポを
簡単にお送りします。
今回のお供はフィットシャトルハイブリッド。
フィットのロングボディータイプです。
現在は「フィット」がとれて
「シャトル」という車名に
なりましたからこれは旧型の
ということです。
乗り味
ベースがフィットなので期待してませんが
そのままの乗り味。
良くもなく悪くもなく。
そんな中で気になるのが発進時。
旧型のハイブリッドなんですが、
とにかくギクシャクします。
クリープもあるんですが、
ブレーキを離してから一旦間を
置いて発生するので、
例えば上り坂で止まると、
ブレーキを離した瞬間に
じわーっと後退したりします。
車内の使い勝手
身長 175cm の私が
運転席でポジションを撮った時の
後部座席はこんな感じ。
このクラスとしてはかなり広い
足元空間があります。
床下に燃料タンクが
あるので座面を
跳ね上げれば広大な
スペースが使えるというのも
このモデルのウリであります。
そしてリヤ荷室。
こちらも広大ですね。
かなり使い勝手は良さそうです。
(隅っこにあるのはジュニアシート)。
こんな方にオススメ
最後に改めまして。
ステーションが近くにある方には
結構オススメなサービスです。
場所によっては
SUV なども借りられるようですし
そんなクルマに気兼ねなく
試乗したいという方にも
利用価値はあるのかなと思います。
またクルマをお持ちで、
例えば週末にしか乗らない、
という方には、
マイカーシェア
というシステムがあります。
これはご自分のクルマを
カーシェアとして
使ってもらうというシステムで、
もちろん使用料がもらえます。
他の人の利用が気にならない
という方にはこんな手段で
維持費を捻出してみるのも
よろしいかと。
したっけ。