今日は 2016 年 10 月 25 日に発売となった
New インプレッサの展示会の初日。
11 時から用事があったのですが、
それまでの時間にということで、
さらっと試乗させていただきました。
グレード
最寄りディーラーに入った展示車は
2.0i-S EyeSight(FWD)。
二輪駆動の最上級グレードです。
静粛性向上
外観はこれまで何度か
見させていただいていたので
早速車内に入ってエンジン始動。
これがインプレッサ!?
という静かさです。
ややもすると、
現在、私が乗っている BR レガシィよりも
静かかもしれません。
乗り味
きなりちょっとした感動を
味わったところで路上へ出てみます。
「良い車はタイヤ一回転で分かる」
なんて言葉もあるようですが、
このクルマ、最初の出足の段階で、
確かに心地良い感触がありました。
先に見た試乗動画で頻繁に使われていた
「しっとり」という表現が本当に
ぴったりだと思えます。
そこからスピードを上げてみても
その印象は変わりません。
タイヤは 18 インチですが、
柔らかくそれでいてフワフワ感は
なくてしっかりと芯を感じる乗り味。
路面のうねりなどは足がよく動いて
吸収してくれています。
また、我がレガシィでは
ボティ全体に響いてしまうような
ギャップを乗り越えたときも、
足回りのみで処理ができているようで
嫌な感じが一切ありません。
真っ直ぐ走るだけでは
スポーティな印象はあまりありませんが、
交差点でハンドルを切ると
予想以上にクイックに反応。
そしてこれまた自然にロールして
行きますが、これを無理矢理
押さえ込むようなことをしていないんです。
動的質感向上の理由は
乗り味は大変好印象でした。
最近、SUBARU は「動的質感の向上」を
よくうたっていますが、
このインプレッサでもそれを
しっかり具現化されています。
この世代から採用されている
Subaru Global Platform(以下 SGP)は、
やはり相当その向上に貢献しているようです。
信号待ちの時に運転席周りを
改めて見回しますと、
それぞれの質感も程よく高められていて、
これが新しいレガシィですよ。
と言われても納得できてしまうほどです。
気になる点も
と、ここまでべた褒めしてきましたが、
ちょっと引っかかる点も。
まず、走り出しの引っかかり感、
CVT あるいはエンジン出力の設定に
よるものでしょうか、
ワタシのスロットルの開け方(i モード)では
発進時にギクシャクしてしまいます。
この現象は S モードでは出ませんでした。
また、このクルマを自分のものにして
その特性を活かすように運転し、
心がければ解消してくるかもしれません。
アイサイトも性能アップ
さて、お次はアイサイト。
このクルマには Ver.3 が搭載されており、
これはすでに世に出ているクルマでも
採用されていますが、営業氏曰く
「細かなところが機能向上しています」
とのこと。
まず、分かりやすいところでは、
アダプティブクルーズコントロール(ACC)の
設定速度下限が 30km/h になっており
(上限は未確認)、
また車間距離の調整も 4 段階になりました。
公式には非推奨の ACC を
試乗中使わせていただきましたが、
その制御はより緻密さを増したようで、
私が今回試した限り「唐突感」は
感じられませんでした。
メーター・ディスプレイは視認性向上
お次はメーターまわり。
マルチファンクションディスプレイ、
メータ内のマルチインフォメーションディスプレイとも
高精細化、より美しく情報を伝えてくれるように
なりました。
かくして、色々は感動を味わった試乗を終え、
ディーラーへ。
所定位置に止めたところで
隣のレヴォーグとこんな絵をとってみたりして。
なんか色々とすごい車だぞ!
荷室は
試乗から戻って後部の荷室スペースなどを確認。
この辺に「インプレッサ」感。
荷室の段差処理などに詰めの甘さが感じられて、
ちょっとホッとしたりして。
荷室の広さももうちょっと欲しい感じ。
荷室長は 165cm ほど。
ワタシのスキー板(170cm)を
まっすぐ中積みすることはできないようです。
ただ、横方向寸法は拡大しているようですので、
荷室面積自体は広くなっていると思われます。
激変に感動
…かくして、
できるだけ短くまとめたつもりですが、
それでもいつもより長く、
まとまりのない文章になってしまいました。
それほどにこのクルマに感動してしまった
ということの現れなのかもしれません。
少しでもご興味を持たれた方は、
ぜひともこの「動的質感」体感してみて下さい。
スバル車の未来をうかがい知ることができます。
したっけ。