ほくほく線を運行する北越急行で、

来春より超快速なる列車が運転されることが発表されました。

その愛称を 11 月 15 日から募集開始するとのこと。

(募集ページへは上記リンク先のバナーから入れます)。

 

この列車は北陸新幹線の長野~金沢間開業に伴い

運行終了となる特急「はくたか」亡き後の、

ほくほく線の最速達列車となるようで、

越後湯沢と直江津を 60 分程度で結ぶ計画のようです。

 

車両は普通・快速列車と同じ HK100 型。

ということは最高速度は時速 110km なので、

停車駅は相当絞られることになりそうです。

 

この列車の運転で、これまで特急「はくたか」に乗っていた

何割かのお客さんがこちらに流れる可能性がありそうです。

 

と考えるのは以下の理由によります。

まず、北陸新幹線は直江津を通りません。

上越市に設置される駅は上越妙高(現 脇野田)となり、

中心となる直江津や高田からは少し距離があります。

 

ということは、直江津至近の方にとっては、

上越妙高はちょっと不便な駅ということになります。

新幹線での所要時間短縮の恩恵を受けられるのは、

ほぼ一部の方となりそうです。

また、この超快速は所要時間は伸びるものの、

特別料金不要となるでしょうから、北陸新幹線を使うより

支払う金額は抑えられることになるはずですので、

むしろ朗報と捉える方も多くいるのではないでしょうか。

 

ということで、北陸新幹線の開業当初は、

ご祝儀や物珍しさでお客さんは増えるでしょうが、

落ち着くとこの超快速のお客さんは増えてくるのではないでしょうか。

 

そのためには、魅力的なダイヤ設定となる必要があります。

特急「はくたか」がいなくなる分、ダイヤ設定の

自由度は高まるはずですので、どんな形に

してくるのか見ものですね。

 

当の北越急行としては、

特急「はくたか」に変わる新たな稼ぎ柱が欲しいところですから、

相当力が入っている施策だと思います。

 

恐らく 12 月下旬頃には新名称とともにダイヤ概略も発表されるでしょうから、

その時を楽しみに待つとしましょうか。

無くなる前に特急「はくたか」にも乗っておきたいなぁ。。

 

したっけ。