待望のあの試乗車が
我が近所のディーラーに!
という知らせを受けまして
試乗に行ってまいりました。
グレード
グレードは Premium S:HEV EX。
アイサイト X 付きの方。
装着されているメーカーオプションは
アクセサリーコンセントとルーフレール。
ボディカラーは有料色の
クリスタルホワイト・パールです。
質感高く……?
まず、車内に収まってみて
改めて気づいたことを。
現行クロストレックは
先代 XV に比べて内装の質感が
低下したという印象ですが、
このモデルは従来モデルで
グレーの樹脂パーツが
ブラックになっており、
若干見た目の印象が上がりました。
動的質感良し!
では試乗開始。
発進直後から滑らかな
乗り心地であることに気づきます。
それはザラザラ路面や
マンホールなどを乗り越えたときに
よりはっきり感じ取ることができます。
S:HEV モデルは
専用の足回りを与えられている
とは事前に聞いていましたが、
しっかり実感できました。
とある動画ではアウトバックと
同等というコメントが
ありましたが決して言い過ぎでは
無いと思うレベルです。
逆に場面によっては
足が柔らかいアウトバックの方が
揺れ方に違和感を感じることも
出てきそうです。
オドメーター 100km ちょっとという
ほぼ新車の状態でこの乗り味ですから
こなれてくればさらに
良いものになるのでは。
力強い発進
今回、強力な駆動用モーターを
与えられただけあって、
発進加速は力強いです。
ラフにアクセルを開けると
少し下品?と感じるくらいの加速力を
見せます。
人によっては好ましいと思いますし、
クロストレックの性格にも合致するのでしょうが
せめて SI-DRIVE が I の時は
もう少しおとなし目のしつけでも
良かったのかなと。
ただ、アクセルを控えめに踏めば
至極ジェントルに走ることも可能です。
EV 率高め
前段で書いたように
アクセル操作を控えめにして
大人しく町中を走れば
50km/h くらいまでは
エンジンを始動せずに走ります。
バッテリー容量が少ないときには
エンジンがかかりますが、
少しでも余裕ができれば
積極的にエンジンを止める制御に
なっているようです。
実燃費は計測していませんが、
大人しく走れば結構良好な
数値を記録するのではないでしょうか。
惜しい!
気になった点としては
エンジン音は大きめに入ってくるなぁ、
というところ。
床下やボンネットなどの
音対策が講じられ、全体的に
静かになっているだけに
余計にそれを感じます。
ただ、街乗りでは
低回転で回るので
騒がしいというほどではなく
某 T 社のハイブリッドよりは
良い音が響きます。
ブレーキフィールは
試乗中注意深く確認したのは
ブレーキの操作感。
T 社ハイブリッドや従来型 e-BOXER と比べた感じでは
フィールに変わったところはなし。
ただ、いわゆる ICE 車と比べると
少なめの踏力で強めの制動がかかります。
また微低速での操作の違和感は
モーターのトルクが大きいためか少々のギクシャク感。
また、オートビークルホールドからの発進も
クンと少し唐突に発進する感じでした。
この辺の制御はなかなか難しいのでしょうね。
あのクルマにこそ相応しい
かくして、ワタシによって
かなり魅力的にうつったこの
パワートレインでした。
これが静音対策バッチリの
アウトバックに搭載されたら……
と想うと大変残念に思うところではあります。。
したっけ。