今回は 2024 年 11 月 1 日に公表された
SUBARU ビジネスアップデート(PDF)について。
ワタシが注目した点をいくつか
ピックアップしてお届けします。

BEV 一辺倒からシフト?

個人的には
これまでの「BEV まっしぐら路線」から
少々の方向修正が入ったという印象。

ICE から BEV へのつなぎの技術として
HEV にはもう少し活躍してもらおう、
という方針に変わったのだと思います。

※ BEV = Battery Electric Vehicle。バッテリーの電力で走る電気自動車。
  ICE=Internal Combustion Engine。純粋な内燃機関。
  HEV = Hybrid Electric Vehicle。モーターとエンジンなど
  2 つ以上の動力を持つ自動車。

今度のラインナップ

今後のモデル展開については上記画像のように
BEV が新たに 3 車種(トヨタと共同開発)、
ストロングハイブリッドは
クロストレック、新型フォレスターに
搭載されることがわかります。

下の文言に、 HEV については、
次期フォレスターやクロストレック”など”に展開……
という表現があることから
この 2 車種にとどまらず拡大していく
方針であることが見て取れます。

次に搭載されるのは何になるのか
楽しみですね。

BEV 生産ライン誕生

こちらもリリースからいただいた画像ですが、
これによりますと 2025 年から矢島工場で
BEV とガソリン車の混流ラインが立ち上がる
予定となっています。

次期フォレスター、
とっても海外向けはすでに生産中ですが、
2025 年に登場予定のストロングハイブリッド搭載モデル、
や BEV 版フォレスター(噂レベルですが)が
このラインで製造されるのではないか、
というのが個人的予想です。

ICE もがんばれ

多少の修正はあれども
電動車比率拡大という方向性は
もやは避けようのないところでしょう。

一方で、BRZ や WRX など
バリバリの ICE 車については
記述がほとんどないのが気になる所。

SUBARU のスポーツ性を
象徴するこれらのクルマも
作り続けて欲しいと切に願っております。

少なくともワタシが BRZ を買うまでは……

したっけ。