2024 年 11 月 23 日の話題。
亡き父の四十九日の法要で菩提寺へ。

※ 法要・納骨を滞りなく終えることができました。

稲田禅房西念寺

浄土真宗の宗祖であった
親鸞聖人が家族とともに約 20 年過ごし、
根本聖典である『教行信証』の執筆と
関東布教を進めた「稲田の草庵」が
この地にあったそうです。

という、なかなかの由緒のある
お寺なのですが今回の主題は、、

オハツキイチョウ

ちょうど見頃を迎えていたこの銀杏です。

こちらの木はオハツキイチョウという品種で、
イチョウの変種で、葉の上に実を結ぶ、
または葉上に葯を付けるイチョウのこと。

全国でも存在が知られるのは
約 20 本、茨城県内で確認されているのは
3 本のみという貴重な品種。
茨城県指定天然記念物に
指定されています。

いわれとしては樹齢は 800 年以上、
親鸞聖人が植えたとされるとのこと。

明治4年(1871)、廃仏毀釈運動のあおりで、
西念寺も火災にあったそうです。

その類焼でこのイチョウも
まっすぐ伸びていた幹が焼け、
その後、広がるように成長し
現在の姿になったとのことです。

※ 廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)=仏教を廃すること。
  「廃仏」は仏法を廃し、「毀釈」は釈迦の教えを
  棄却するという意味。

ギャラリー

能書きはこのくらいにして、
あと数枚の画像をギャラリーで。
青空に黄色い葉が映えますね。

したっけ。