先日、2025 年での国内撤退が発表された
SUBARU レガシィアウトバック。
その後継?として考えられる
レヴォーグ レイバック(以下レイバック)に
改めて試乗してみました。
カーシェアで借りられるようになったので
少し長時間借りまして、
じっくり味わってみることに。
以前の試乗記事は、
↑の記事とはなるべく被らない内容でお送りします。
試乗したのは
今回利用したのは三井のカーシェアーズ。
自宅近くのステーションには
レイバックの配備がないので
最寄りと思われる市川市まで出かけました。
グレード
一応書いておきますが、
試乗したのは Limited EX です
(レイバックはモノグレード)。
メーカーオプション(本革シートとサンルーフ)の
装着はないモデルですが、
ハーマンカードンサウンドシステムが
標準で付いていたりと、
レンタカーとしては充実装備です。
外装
見た目については主観となりますが、
アウトバックのほうが好み。
と言うにとどめておきます。
内装
この配色は若々しさを感じて良いと思います。
シートは座面長調整、ベンチレーションはありません。
ラゲッジについてリヤシートバックが
4:2:4 で倒れるのはとても良いです。
あと、細かい差異ですが、
レイバックはパワーリヤゲートのスイッチが
右側にあります(アウトバックは左側)。
視界性能は
SUBARU 車とあって
視界は広いですが、アウトバックに
比べるとボンネットの開口部が
気になりました。
軽快です
アウトバックと比較して
その乗り味を一言でいうと、軽快。
スポーティとも言えますね。
CVT やエンジンはアウトバックと
同じですが、重量の違いや
出力設定などを変えているようで
かなり性格が違うと感じます。
ここは正直言いますと、
アウトバックと CB18 エンジンの
組み合わせはちょっと力不足な印象。
2.5L のストロングハイブリッドが
搭載されていれば
また印象や売れ行きは違ったのに、
と残念な気持ちも。。。
アウトバックとの違い
具体的に違いを上げますと、
出足はスッと前に出ます。
乗り心地は悪くないですが、
路面状況を割と体に伝えてきます。
アウトバックに比べると
ピョコピョコとピッチング系の
揺れが気になります。
この辺はホイールベースの
長さが効いているのでしょう。
操作系
まず気になったのが
アイサイト利用時のステアリング検知。
アウトバックと同じ静電式の検知システムを
もっていますが、その感度が若干弱い印象。
ステアリングのスイッチも
アウトバックとは違う点がいくつか。
まずこちらのウインカーレバーはロック式。
VN レヴォーグも D 型から同じ
タイプになりました。
これはなれればどちらでも良いかと。
プッシュスイッチのタッチ感は
アウトバックが好みですが
パドルシフトの操作感は
こっちの方が好みです。
落ち着きが欲しい
最後に総合的な印象としては、
レイバックについては
スッキリとか軽快とか
そんな言葉が思い浮かびます。
対してアウトバックは
重厚とかゆったりとか
そんな言葉が似合いそう。
ワタシ的には(年齢的にも)、
アウトバックのほうがしっくり
来るなぁ、という印象です。
こういう視点で、現時点で、
レイバックはアウトバックの
代わりにはなり得ないというのが
ワタシの結論となりました。
ご参考までに
スマホを車載マウントして
撮影した動画を。
静粛性などご参考にしていただければ。
使い勝手悪い
最後に脱線しますが、
三井のカーシェアーズ、相変わらず
使い勝手がいまいちです。
今回、返却手続きをしようと
スマホアプリを立ち上げると、
タイトル画面から遷移せず。
ブラウザ経由で Web サイトから
手続きをしようとするも
そもそもサイトが重かったようで
こちらもログインがなかなかできず。
手続き開始から返却完了と
なるまで 5 分ほどかかりました。
久しぶりの利用で、
今回たまたまだったのかもしれませんが、
こういうところでは
まだ T 社の方が良いなぁと
感じる今日このごろでございます。
したっけ。