昨日(2022 年 10 月 30 日)の話題。
少し前に誕生した新スポットをたずねてみました。

イイナパーク川口

こちらの公園、別名を
「赤山歴史自然公園」と言います
(この名前由来云々については後述)。

今年(2022 年)の 4 月に全面オープンしました。
ちょっと定義が難しいですが、
公園敷地内?に首都高の
川口パーキングエリアが存在します。

ご参考までに公式サイトから園内ナップを。

ハイウェイオアシスへは首都高速川口線上りからアクセス可。
下り線からは一度退出し一般道入り口を利用。

一般道から

今回は一般道から利用しました。
なお、一般道側からの利用と
公園大部分の利用時間は 9:00 ~ 18:00 となっています。

なお、首都高側(川口ハイウェイオアシス)の
駐車場は 24 時間利用可能でレストラン、
売店などの営業時間は 7:00 ~ 21:00 となっています。

正門から入りましたが、
こちらからハイウェイオアシスへ向かうには
少々歩く距離が長めです。

歩きを少なくしたい方は東側入口が
オススメですが、駐車場は狭いようです。

園内ナップ下部中央にある「川口市めぐりの森」は
別施設(斎場)となっており迂回する必要があります。

屋内あそび場「ASOBooN(アソブーン)」

また、ハイウェイオアシス内には
お子様に大人気の屋内遊び場もオープン。

こちらの営業時間は、
平日:10:00〜17:00
土休日:10:00〜18:00
となっており、定休日は火曜(祝日の場合は入替あり)
となっています。

ガラス張りの建物の中をちらっと除いてみましたが
子どもたちは楽しそうに遊んでいました。

なお、こちらは施設使用料がかかります。
詳細は公式サイトへ。

広い芝生

開園直後はこんな感じ

また、イイナパーク側には広い芝生が広がり、
こちらでもご家族連れがテントなどをはって
思い思い過ごされていました。

1 日ゆっくり時間を過ごすのに良いところだと思います。

大人気のフワフワドーム

売店・レストラン

こちらの売店・レストランは
どちらも種類豊富です。

ごはん類もなかなかリーズナブルとなっております。
ワタシはランチタイムまで時間をつぶし、
生姜焼き定食(900 円)を食べました。

豚汁付き、お味はなかなか

こちらのご飯、
川口製の羽釜で炊いているそうです。

が、炊きあがり後の管理がイマイチのようで
ところどころベチャっとしてしまってます。
土日は忙しいのでしょうが、
非常に惜しいところです。

なお、イイナパーク内、地域物産館にも
土休日営業のカフェがあります。

地域物産館

なお、訪問日はこちらで農産物の直売も
行われていました。

歴史自然資料館

右奥の建物

で、ワタシの興味を惹いたのがこちらの施設。
中には地域の自然・歴史など様々な展示物があります。

3 つの棟がつながる形になっており、

そのうちの一つ、土の家では赤山陣屋の模型、
企画展として様々な蝶の展示などを、
レンガの家では、大型ディスプレイにより、
川口市を紹介するオリジナル映像を
上映しています。

ここが人少なめでオススメ。
6 つのプログラムを上映しており
地域の学習をしながら良い時間を
過ごすことができます。

赤山歴史自然公園

さて、「赤山歴史自然公園」の由来について、

自然

まず「自然」について。
この辺の谷戸(やと)地形を
そのまま利用して小高い丘や水辺などを
再現し、昔の生態系が戻るような試みを
行っているそうです。

歴史

続いて「歴史」。
この辺にはかつて「赤山陣屋(赤山城とも)」と
呼ばれる施設があったそうです。

築いたのは伊奈忠治(ただはる)。
周辺の土地を開拓(赤山領)、利根川東遷、
荒川・江戸川開削などにも尽力した
人物とされています。

現代の関東平野の大河川には
この人がなんらかの影響を
与えていると言っても良いでしょう。

その功績をたたえて、茨城県に伊奈という名前が
残っていました(筑波郡伊奈町→つくばみらい市)。

なお、忠治の父忠次(ただつぐ)は
小室藩初代藩主として、埼玉県北足立郡伊奈町に
その名を残しています。

※ 伊奈=イイナパークの語源にも。

意外な名スポット発見

軽い気持ちで言ってみたのですが、
個人的には結構ハマりました。

お近くにお住まいの方には
とてもオススメのスポットでございます。

ただし、土日は込みます。
とくに売店・お食事処・ASOBooN などを
ご利用の場合は早め早めの行動を。

したっけ。