当ブログでも注目し、
クラファンで入手ておりました SONY NYSNO-100。
このほど、ゲレンデにて
本格的に使ってみることが
できましたのでレポートを。
※ちょっと辛口です。
装着感
過日に試した時は違和感なく装着できたのですが、
今回、スキー用ヘルメットをかぶると
イヤーパッドに耳が押し付けられるため、
しばらく付けていると痛みを感じます。
装着位置を微調整すると軽減はしますが、
この 2 日間では抜本的解決には至らず。
性能
集音
集音能力はすこぶる高いです。
高感度なマイクが周囲の音を常に拾うので、
デフォルトのボリュームでは
煩わしさを感じるほど。
それ故、会話はの明瞭さは
かなり良好です。
通話距離
一方で不満を感じるのが、
グループトークでの通話距離。
スペック上は最大 500m となっていますが、
それには到底及びません。
具体的に言うと、会津高原高畑スキー場の
レッドコース(全長 360m)において、
スタート地点と中間地点の間での
通話は不可能。
スキーレッスンなどで使うためには
もっとこまめに止まる必要がありますね。
また、同じくレッドコースの中間と
ゴール地点でも通話は不可能。
ビデオ撮影などはこの距離で行いたいので
もう少し電波が届いて欲しいところです。
ちなみに、スマホアプリ「Callsign」を使うと、
距離無制限(携帯電波の届く範囲で)となりますが、
このアプリ、法人向けの業務用で、
一個人がお気軽に使えるものではないようです。
全機能が使える有料プランの料金は
接続端末 1 台当たり月額 1,200 円(税別)。
無料プランもありますが、
その場合、接続できるのは 5 人まで、
送話可能時間が 1 時間につき 10 分まで
という条件が付きます。
バッテリーのもち
そして気になるのが一日使えるか。
という点。
例えば午前・午後 2 時間ずつの
スキーレッスンなどは十分使えますが、
1 日フルで滑っていたりすると
途中で充電容量は枯渇してしまうようです。
この場合には昼休みに
モバイルバッテリーなどでの
充電が必要になります。
操作性
操作性には難ありです。
すべての操作をコンパクトな本体に
ある小さなボタンで行うため、
今回のようにヘルメットを
装着した状態ですととても
操作がかなり困難です。
例えば、一度圏外になったあとの
復帰操作などもボタンを
押す必要があり、これが
とても煩わしいです。
せめて圏内に戻ったときの
自動復帰機能はほしい所です。
色々と惜しい
ということで、
とりあえず 2 日間使ってみての
ファーストインプレッションは
正直、微妙……という結論に。
もう少し使ってみて、
新たな発見などあれば更新します。
したっけ。