今日は少しばかりミーハーですが、
一昨日(2018年12月16日)の夜に
発生した札幌での爆発事故について。
以下記述はワタクシの推察が
多分に含まれておりますことを
予めご承知おきください。
居酒屋→不動産屋
まずその火元について。
当初の情報では居酒屋が
その火元であるような
見方がされていましたが、
一夜明けて現場を見てみると
その隣にあった不動産屋の
建物の方が損傷が激しいようで、
こちらが火元ということに
なったようです。
爆発の原因
これが実に奇妙な話でして、
端的に書くと、
「除菌消臭スプレー120本を
店内で噴射後、手を洗うために
湯沸かし器に点火したところ爆発。」
まず、120本のスプレーを
噴射って常識では
まず考えられないです。
ここで考えられるのは
相当「切羽詰まっていた」のでは?
ということ。
犯人
スプレー噴霧したのは
このお店の店長(30代)だったようです。
このお店は近々改装予定だったようですが、
そうだとしても在庫のスプレーを
処分する必要はなかったのでは?
そもそも 120 本もの
揮発性気体を室内で噴霧することに
なんの躊躇もなかったようですから、
ちょっとおつむの弱い方だったのかも
しれません。
室内クリーニング
このお店では「室内クリーニング」と
称して、このスプレーを
室内で噴霧するサービスを行って
いたようです。
お客さんからもらう費用は 10,000 円。
そして、
このスプレーの原価は 1,000 円程度。
うーん、きな臭いですねぇ。
160本の在庫
さらに深堀りします。
このお店には 160本の
消臭スプレーの在庫がありました。
そのうちの多数を占める
120本をなぜ一気に処分する必要が
あったのでしょうか。
大きな収入源
この室内クリーニングというのは
上で書いたとおり、相当美味しい商売です。
人件費を除いても 9,000 円近くが
お店にまるまる入ってくるわけですから。
で、この不動産会社の各店舗では
この室内クリーニングの実施
件数を競うようなこともあったようです。
すなわち、このスプレーを
たくさん噴霧すれば
優秀な店舗ということになるわけです。
ここで、テレビのニュースに
出てきた元従業員の話によると、
「室内クリーニングは
お客さんの立会なし。
依頼を受けても、多忙な時など実際に
作業しないことがままあった」
ということは、この状態では
スプレーは消費されずに店舗に
在庫として残ってしまいます。
そして、このスプレーは
噴霧後、本社にその空き容器を
返却する必要があったようです。
さて、話が見えてきました。
まとめると
わかってきたことをまとめると、
室内クリーニング実施として
お客さんから代金はいただくものの、
実際に作業はしない。
それだと未使用のスプレーが
店舗に在庫として残ってしまうので、
それを店舗で「処分」する。
すなわち、このお店では
その対象が 120 本あったということが
考えられるわけです。
120 件に室内クリーニングが
未実施のままお客さんに請求されていた
可能性が高いということですね。
もともとぼったくりのような
価格設定の上に、その作業自体
行われていないとすれば、
なんともひどい話ですね。
当該の不動産屋では
該当のお客さんには今後
返金対応をしていくそうですが、
それだけで許されますかね。
幸いに?今回の事故で
そのあくどい商売が明らかになって
しまいました。
この不動産会社は結構やばいことに
なってしまうのではないでしょうか。
今後の行く末はいかに?
※本日株価は暴落しているようです。
したっけ。