本日はこちらのリリースについて。

既にニュースでも大々的に

取り上げられている話題です。

 

T 社とソフトバンクが

共同出資して新会社を立ち上げるというもの。

設立の目的は

新会社の名称は、

「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)株式会社」。

 

この会社で何をやるのか、

公式サイトの言葉を借りますと、

MONETの社名には「全ての人に安心・快適なモビリティをお届けする、Mobility Networkを実現したい」という両社の想いが込められています。MONETは、T 社が構築したコネクティッドカーの情報基盤である「モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)」と、スマートフォンやセンサーデバイスなどからのデータを収集・分析して新しい価値を生み出すソフトバンクの「IoTプラットフォーム」を連携させ、車や人の移動などに関するさまざまなデータを活用することによって、需要と供給を最適化し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする未来のMaaS事業を開始します。

とのことです。

 

※MaaS とは Mobility as a Service の略。
車を所有せず、使いたいときだけお金を
払って利用するサービスのこと。

 

ここでもT 社は

「所有から共有」という方向へ

大きく舵取りしていることが

わかります。

 

大激震?

これは日本の自動車業界にとって

とても大きなニュースです。

 

なにしろ、日本で最大の販売シェアを

誇るT 社が販売一辺倒から

脱却しようという試みを初めたんですからね。

 

先日の車種削減のニュースに

引き続いてこの施策、

ディーラーの皆さん、

これは他人事ではないですよ。

あの通信会社は?

T 社とソフトバンクが手を組む?

 

というにはにわかに信じがたいという

人が多いと思います。

私もその一人なんですが、

なぜかと言いますと、

 

T 社は KDDI の主要株主

だからです。

 

なぜソフトバンクと?

 

という疑問について

現在触れられているところは

ないようですが、

KDDI としては

面白くない知らせだったのでは。

 

現在、T 社のクルマの「コネクテッド」車の

通信モジュールは KDDI 回線を

使用していますし、

ディーラーで KDDI の携帯電話が

売られていたりしますが、

これらは今後どうなっていくでしょうかね。

 

いずれにしても

今後のT 社の動きは

日本の自動車業界の

将来を見据える上で

無視できないことになりそうです。

 

したっけ。