今日は少し出遅れた感がありますが、

こんな話題を。

去る 2018年 3 月 29 日に

ニューヨークモーターショーで

新型フォレスターが発表されました。

 

既に詳細情報は

他のサイトで出揃っていますので

ここではワタシが注目している

変更点、新機能などに

しぼって感想などを

書いてみたいと思います。

 

今回の発表は

去る 2017 年 4 月 9 日には

日本国内でもお披露目された

ようですが、これもあくまで

米国仕様のモデル。

 

国内モデルには

仕様変更が施される可能性が

あります。

 

ちょっと大きく

まずディメンジョン。

全長を 4,610 → 4,625mm、

全幅は 1,795 → 1,815mm、

ホイールベースは 2,640 → 2670mm

と拡大させた一方で、

全高は 1,735 → 1730mm と少し

背が低くなりました。

ただし、頭上高は旧型と同等とのこと。

 

居住性向上

全長が 15mm で

ホイールベースが 30mm 拡大、

この拡大分はそのまま

後席スペースの拡大に

当てられているようですね。

 

さらに、後席には

エアコンの吹出口も

装着されることになるようです。

 

USB のコンセントも

装備されるそうで、

後席での長旅が

より快適になりそうですね。

 

ドライバーモニタリングシステム

個人的目玉装備と思うのがこれ。

 

マルチファンクションディスプレイ

(MFD)上部にカメラを仕込み、

ドライバーの動きを認識することで

以下の機能を提供するとのこと。

 

居眠り、脇見運転時の警告

ドライブ中、ドライバーの顔を監視し、

居眠り、脇見などをした際には

警告を発してくれる機能。

 

アイサイトと協調制御し、

警告やブレーキ等への介入

タイミングを早くするように

制御を変えることができるとのこと。

 

ここはもう少し踏み込んで、

意識を失った状態では

路肩に安全に停止させる、

くらいまでやってくれると

いいんですけどね。

 

個人認識機能

通常の使用で便利と思われるのが

こちらの機能。

 

具体的には、個人の顔を

登録することで

  • シートポジション
  • サイドミラーの角度
  • 空調設定(前回運転時の設定を記憶)
  • MDF の燃費表示

などを個人毎に設定可能になる

というもの。

 

これまでも

シートポジションなどを

記憶させることができる

仕様はありました。

 

この機能の従来と違うところは、

車内に乗り込んだ瞬間に

ドラインビングポジションが

自動的に変更されるという点。

 

エンジン始動時には

既に設定を完了させるよう、

動作タイミングはかなり早いようです。

 

最初の顔設定は少し手間と

なりますが、一度設定してしまえば

あとは何も考えずに

使えるこの機能、

長距離で相方様と交代運転を

するワタシのような者にとって

最高に便利な機能ですね。

 

惜しい点

この機能もステアリング調整

(チルト、テレスコピック)までは

やってくれないようで。

 

ステアリングについては

従来どおり電動制御は

入らないようですね。

 

このクラスだと

コストを考えても

この辺が限界なのかもしれません。

 

搭載エンジン

現時点(2018年4月10日)で

最新と思われる情報を整理しますと、

今年の発表時点では、

  • 2.5L NA 直噴
  • 2.0L NA + ハイブリッド

の 2 種類が搭載される

可能性が高いとのこと。

 

2.5L NA の直噴エンジンは

米国仕様と同等と思われます。

 

その一方で、国内仕様には

2.0L NA + ハイブリッドモデルが

設定されるそうです。

 

このパワートレインは、

先代 XV やインプレッサに

搭載されたものを刷新するようです。

 

おそらくはエンジンは最新型に

なり、モーターの出力向上

などが図られると思います。

 

アウトバックはどうなる

さて、以上 2 点以外にも

エンジンが 2.5L 直噴に

統一されるなどの変更点があります。

 

車格的にも少し上がるようですが、

こうなってきますと、

気になるのが

レガシィ アウトバックとの

差別化。

 

現行 アウトバックとは

車格的にかなり近いところまで

迫ってくるようです。

 

モデルチェンジには

まだ少し時間がありますので

(噂では 2019 年)、

フォレスターを凌駕する

魅力を備えて登場してくれる

ことを祈るばかりです。

 

したっけ。