今日はこんなお店に行きました。
「ほか弁」の元祖とも言えるほっかほっか亭であります。
さて、このお店。
最近店舗数少なくなったなぁ。
と思いませんか?
それにはわけがありまして、
私の拙い文章でざっくりまとめてみますと
以下の通りとなります。
1976 年埼玉県草加市にほっかほっか亭の
前身となる弁当屋開店。
2 年後の 1978 年には株式会社「ほっかほっか亭」が
発足し、多店舗化を加速。
1985 年に東部・関西・九州の3地域本部制を導入。
このときに九州地域本部を管轄していた会社
(後のプレナス)が後にフランチャイズ契約を終了、
「ほっかほっか亭」の商標を巡って
創業者系のほっかほっか亭総本部と争う事になります。
結局プレナスは新ブランド「ほっともっと」を立ち上げ。
このときにすでに「ほっかほっか亭」の多数派は
プレナス系だったため、ブランド転換の際に、
ほっかほっか亭は一気に数を減らすことに。
ということで、
我が家の近くには「ほっともっと」はありますが、
ほっかほっか亭はありません。
ちなみに現在の「ほっかほっか亭」を
仕切っているのは過去のフランチャイジーで
あった会社というのも時の流れを感じさせます。
閑話休題。
というわけで、最近ほっかほっか亭の
お弁当を食べてないなぁ…
と思い、「ほっかほっか亭」を
求めて少し足を伸ばしてみた次第です。
店舗は昔ながらのほか弁屋という雰囲気。
小洒落た雰囲気のある「ほっと…」とは
対照的で懐かしい雰囲気を覚えます。
今日のオーダーは、唐揚げスペシャル。
唐揚げとコロッケ、ウインナー
エビフライという揚げ物天国と
たっぷりご飯の組み合わせ。
それに少量のしば漬とサラダ。
ボリュームたっぷりでお値段は税別 584円。
お味はそれなりに美味しいのですが、
僅差で「ほっともっと」が上かなぁという感想でした。
あちらはもう少し緑(キャベツ)が多く、
バランスが取れている印象ですし。
かくして、
過去の経緯を知っているものとしては、
「ほっかほっか亭」を応援したい気持ち
もあるのですが、このレベルですと
近くにある「ほっと…」を利用してしまうんだろうなぁ
と寂しい思いをしてしまう今日このごろなのでありました。
したっけ。