今回はクルマの話題。

まずは画像を 2 枚ご覧ください。

 

IMAG2693_R

これと、

IMAG2694_R

これです。

 

従来のガソリン車に乗っている方は

なかなかお目にかかることがないと思いますが、

前者は「T 社 プリウス(旧型)」、

後者は「日産リーフ」のシフトレバーです。

 

プリウスは言わずと知れたハイブリッドの先駆者、

またリーフは量販電気自動車としてメジャーなモデルですね。

 

さて、私は初めてプリウスに乗った時、

駐車場にクルマを止めるときに戸惑ってしまった記憶があります。

 

こんな経験をされた方、意外に多いんではないでしょうか。

実際、昨日はじめてレンタカーのプリウスに乗った方が

同じように迷っていらっしゃいましたし…

 

その訳はというと、、

一枚目の画像をみていただくと分かるように、

シフトレバーをいくら操作しても P レンジには入らず、

レバー右上に独立してある「P」ボタンを押してやる必要があります。

 

このボタンがシフト関連ではなく何か別のスイッチに

見えてしまっても仕方がない意匠なんですよね。

 

 

その点、リーフでは、

レバーのトップに「P」ボタンがありますから、

この辺は直感で操作ができ、初めて乗る方には

親切かと思われます。

 

他の操作方法はよく似ているこの 2 台ですが、

通常走行の「D」レンジとエンジン(回生)ブレーキが強めにかかる

「B」レンジの切り替え方法がちょっと違います。

 

プリウスはレバーを真下にちょんと下げる。

リーフはレバーを右に倒してから下げる。

 

すなわち、リーフについては、

D レンジと B レンジは同じ操作方法で切り替える

ということになります。

 

このくらいの違いですと、

もはや好みの問題でしか無いレベルではありますが、

個人的には操作が簡略化されるという点で、

リーフの方が使いやすいかなという印象です。

さて、では最後に乗り味の感想。

まずプリウス。乗り心地よくないです。

サスペンションの構造がよくないんでしょうか、

とにかく足がバタつく印象。

 

決して柔らかくない乗り心地なんですが、

それでいて、高速道路では妙にふわふわして

落ち着かなくなります。

 

この点、つい先日発表された新型のプリウスでは

どのように改善されているかが注目されますね。

 

で、リーフ。

こちらは好印象。

足は適度に締まっていますが、

しっかりバネが仕事をしている感じで、

乗り心地はこちらの方が断然上ですね。

 

あと、リーフはとにかく静か。

クルマでかなりの音源となるエンジンがないから、

それまでなんですが、別次元の静かさです。

これはちょっと気持ちいいですね。

 

と褒めあげた所でデメリット。

バッテリーの減りが早い。

これにつきますね。

IMAG2698_R

メーターの中央にバッテリーの残り容量が表示されるんですが、

この数字がみるみる減っていくんです。

長距離ドライブ(特に高速道路)ではこれが

心理的ストレスになるのではないでしょうか。

 

こちらもマイナーチェンジでバッテリー容量が上がったとの事で、

どれくらい改善されているかは要注目ですね。

 

というわけで、2 台とも

まだまだ発展途上のクルマではありますが、

今後の成長も目が離せませんね。

 

したっけ。