今回はクルマの話題。
まずは画像を 2 枚ご覧ください。
これと、
これです。
従来のガソリン車に乗っている方は
なかなかお目にかかることがないと思いますが、
前者は「T 社 プリウス(旧型)」、
後者は「日産リーフ」のシフトレバーです。
プリウスは言わずと知れたハイブリッドの先駆者、
またリーフは量販電気自動車としてメジャーなモデルですね。
さて、私は初めてプリウスに乗った時、
駐車場にクルマを止めるときに戸惑ってしまった記憶があります。
こんな経験をされた方、意外に多いんではないでしょうか。
実際、昨日はじめてレンタカーのプリウスに乗った方が
同じように迷っていらっしゃいましたし…
その訳はというと、、
一枚目の画像をみていただくと分かるように、
シフトレバーをいくら操作しても P レンジには入らず、
レバー右上に独立してある「P」ボタンを押してやる必要があります。
このボタンがシフト関連ではなく何か別のスイッチに
見えてしまっても仕方がない意匠なんですよね。
その点、リーフでは、
レバーのトップに「P」ボタンがありますから、
この辺は直感で操作ができ、初めて乗る方には
親切かと思われます。
他の操作方法はよく似ているこの 2 台ですが、
通常走行の「D」レンジとエンジン(回生)ブレーキが強めにかかる
「B」レンジの切り替え方法がちょっと違います。
プリウスはレバーを真下にちょんと下げる。
リーフはレバーを右に倒してから下げる。
すなわち、リーフについては、
D レンジと B レンジは同じ操作方法で切り替える
ということになります。
このくらいの違いですと、
もはや好みの問題でしか無いレベルではありますが、
個人的には操作が簡略化されるという点で、
リーフの方が使いやすいかなという印象です。
さて、では最後に乗り味の感想。
まずプリウス。乗り心地よくないです。
サスペンションの構造がよくないんでしょうか、
とにかく足がバタつく印象。
決して柔らかくない乗り心地なんですが、
それでいて、高速道路では妙にふわふわして
落ち着かなくなります。
この点、つい先日発表された新型のプリウスでは
どのように改善されているかが注目されますね。
で、リーフ。
こちらは好印象。
足は適度に締まっていますが、
しっかりバネが仕事をしている感じで、
乗り心地はこちらの方が断然上ですね。
あと、リーフはとにかく静か。
クルマでかなりの音源となるエンジンがないから、
それまでなんですが、別次元の静かさです。
これはちょっと気持ちいいですね。
と褒めあげた所でデメリット。
バッテリーの減りが早い。
これにつきますね。
メーターの中央にバッテリーの残り容量が表示されるんですが、
この数字がみるみる減っていくんです。
長距離ドライブ(特に高速道路)ではこれが
心理的ストレスになるのではないでしょうか。
こちらもマイナーチェンジでバッテリー容量が上がったとの事で、
どれくらい改善されているかは要注目ですね。
というわけで、2 台とも
まだまだ発展途上のクルマではありますが、
今後の成長も目が離せませんね。
したっけ。