今日はお硬い話題。
まさに今日から番号配布が始まった「マイナンバー法」について、
私もぼんやりとしか分からなかったので、
さくっと調べてみました。
「マイナンバー法」って何?
正式名称は
「行政手続における特定の個人を識別するための
番号の利用等に関する法律」
であります。長いですね。。
その内容は、
「国民一人ひとりに番号(共通番号:マイナンバー)を
割り振り、社会保障や納税に関する情報を一元管理する」
ということらしいです。
マイナンバーとは?
このマイナンバーとは 12 桁の数字で構成され、
個人を類推できるような数列にはならないとのことです。
メリットは?
昨今の報道では巷の声として、
個人情報が漏れないか不安…なんて声が良く聞かれましたが、
その辺には今回は目をつぶりまして、
この法律施行によるメリットを列挙してみましょう。
- 行政手続が簡素化され国民の負担が軽減
- 上記により行政側でも業務の効率化が図れる
- 不正の防止・弱者の救済
- 年金・生活保障の不正受給や脱税を防止
- 本当に困っている人にきめ細やかな支援
と建前上はこうなります。
ただ、具体的な運用方法など決まっていなかったりしますので、
この辺は未知数です。
私は一応、個人事業主でありますので、
あらゆる手続きが簡素化されることには大いに賛成であります。
マイナンバーの通知方法は?
と言うと、各個人宛に「通知カード」なるものが郵送(書留)されるとの事。
受け取り出来なかった場合の再送はされないようですので、
しっかり受け取れるようにしておきましょうね。
とりあえず通知は始まりますが、
対象が全国民となりますとやはり相当に時間を要するようでして、
マイナンバーが実際に使えるようになるのは、
来年 2016 年 1 月から。
当初は使用範囲も限定されるようです。
また個人番号カードの公布を受けられるのも
来年以降となるようです。
それまでは通知カードを大切にしましょうね。
最後に
とまとめたところで、大いなる疑問。
この法律が制定された背景には、
2007 年の年金記録問題があるのですが、
そもそもこれって解決してましたっけ?安倍さん?
したっけ。