2025 年 12 月 26 日(金)の午後 7 時半頃、
関越自動車道下り線の水上インターチェンジ付近で
トラックや乗用車など 64 台のクルマが絡む
事故が発生しました。
この事故で残念ながらお二人の方が
亡くなられ、怪我をされた方も
多数発生しております。

現在(2025年12月27日 22:30)、事故から
24 時間以上経過しましたが
開通の目処はたっておりません。

ワタシは明日(2025年12月28日)、
神立スノーリゾートで滑ろうかと
思っておりましたがこれを受けて
その計画を中止にすることにしました。

冬の高速道路は注意

事故の原因については未確定ですが、
スリップにより横向きになった
トラックに後続車が次々に衝突して
しまったということのようです。

衝突したクルマの一部からは
火災が発生、これがさらに
事故を重大なものにしてしまったようです。

気をつけること

現場の路面は凍結。
降雪により視界も悪かったのかも。

こんなときにワタシが注意することは
「なにはなくとも車間距離」
です。

実はこれ、すべてのシチュエーションに
当てはまるのですが、
車間距離をしっかりとることで
回避できる事故はおそらく多いです。

たとえば、高速道路の
追い越し車線で起こる追突事故は
まさに車間距離の不足によるものが
多数だと思われます。

車間距離をとることについて

メリット

言うまでもないですが、
車間距離をとることの
メリットをここで書いておきます。

余裕

いろんな意味で余裕が生まれます。
具体的にいうと、
車間距離をとることで
死角が減り、周囲の状況が掴みやすくなります。

また前車の速度変化に
緩やかに対応できる余裕も生まれます。

デメリット

一方でのデメリットは、
割り込まれる確率が高くなる。
これくらいでしょうか。

これでイラッとしてしまう方も
多いと思います(ワタシも時々……)。
ただ、冷静に考えると
前に 1 台割り込まれたことで
遅れる時間で果たしてどのくらいでしょう。
多分、対して変わらないはずですよね。

なので、割り込まれたなら
「はいどうぞ。」
というおおらかな気持ちで
さらにそのクルマと
車間距離を取って走りましょう。

雪道走行

今回の事故は凍結路。
この状況を走るときに追加で
気をつけることを書いておきます。

速度は控えめに

まずはこれでしょう。
凍結場面などでは時速 50km などの
速度制限がかかることがありますが、
これは絶対に守りましょう。

さらに視界が悪いときなどは
この速度に限らすもっとゆっくり
走ったりすることも重要です。

衝突時の衝撃は速度の二乗に比例します。
すなわちできるだけ速度を
落とすことで衝撃を低くすることができます。

急のつく操作禁止

急ハンドル、急ブレーキ、急発進は厳禁。
凍結路でスリップの原因となり
結果車体をコントロールすることが
困難になります。

ステアリング、アクセル、
ブレーキの操作はやさしく
ゆっくり、を心がけてください。

時間的に余裕を持った運転を

最後にもう一つ。
時間的に余裕を持って無理のない計画で走りましょう。
この事による心にも余裕を持つことが
とても重要です。

焦る心は判断力を鈍らせ
事故を起こす確率も高くなります。

事故ゼロをめざして

今日は悲しい事故を受けまして
ハンドルを握る皆さんに
心得て欲しいことを書いてみました。

当たり前のことばかりかもしれませんが、
事故を防ぐためにとても重要なことだと思います。

特にこれからの民族大移動の時期、
皆さん、安全運転で事故なく
楽しい年末年始をお過ごしください。

したっけ。