最初にお断り。今回は少々辛口でございます。


開催中の Japan Mobility Show 2025 の
SUBARU ブースで参考出展されている
アウトバック、フォレスターの WILDERNESS が
話題となっているなか、クロストレックの
特別仕様車「WILDERNESS Edition」が
発表されました。

「本家」との違い

特別仕様の詳細については公式サイトを
見ていただくとして、
こちらではその内容で???と
思った点を明文化してみます。

装備

まず、見た目から大違い。
本家の北米版 WILDERNESS は
上記画像の通り、ボディ下部の
パーツが専用品多数仕様で
差し色のカッパーも随所に。

そして、国内版ではイメージカラーとも言える
ガイザーブルーの設定がありません。

一方の国内版はほぼほぼ
すでに販売されているディーラーオプションで
構成されており、独自アイテムは少ないです。

独自アイテム以下画像の通り。

本家では前後バンパーやグリルが
専用品でかなりゴリゴリしており、
雰囲気がだいぶ異なります。

また内装についても
北米仕様はカッパーの差し色が
随所に用いられた専用のものですが、
国内版はベース車両そのまま。

パワートレイン

国内仕様のベースは Touring/Limited で、
従来型 e-BOXER の採用。
2.0L エンジン+モーターの
いわゆるマイルドハイブリッド。

北米仕様に採用されるのは
2.5L エンジン。
登坂・牽引能力を高めるため
最終減速比も標準車とは異なっています。

また悪路走破性を高めるため
標準車(国内仕様 200mm)より
最低地上高も高い 236mm になっています。

台数限定

そしてもっともモヤっとしたのは
500 台限定の抽選販売としたこと。

この内容ならば
ディーラーオプションのパッケージとして
発売すれば良いレベルで
わざわざメーカーが特別仕様!
とうたうほどではなかったのでは?
というのが正直な思いです。

北米仕様をそのまま入れるって
やっぱり難しいんですかね……?

抽選です

ということで、個人的には
うーむ……と唸らざるを得ない
WILDERNESS モドキですが、
どうしても気になるという方は
ディーラーでの抽選エントリーを。

価格はベース車より 70 万円ほど
高い値付けとなっているようです。

抽選エントリー期間は
2025 年 10 月 30 日〜 11 月 30 日と
なっております。

したっけ。