今日は最近装着車が増えつつある
リヤフォグ(バックフォグ)ランプについて。

晴天時は不要!

まず、解説。
「フォグ(fog)」とは日本語で「霧(きり)」のこと。
すなわち、フォグランプとは霧が出ている時などの
「視界不良時」に点灯するものです。

あえて「」で強調したのは、
この意味を知らずに使っている人が多いからです。

※ フロントフォグランプも同様。
※ 豪雨や大雪の時にも使ってください。

まぶしい!

このリヤフォグランプ、フロントと同様
「視界不良時」に被視認性(どれだけ見られやすいか)を
高めるために点灯するものなので光量が大きいです。

なので通常時に点灯すると
傍からみるととっても眩しいんです。

フロントフォグならまだ下向きですし、
すれ違うまで我慢すれば良いのですが、
リヤフォグを煌々と点灯したクルマのあとに
走るのはかなりしんどいです。

ぶっちゃけますと、ワタシはそんなクルマを
見かけると哀れみの気持ちでみてしまいます。

もし、あえて点けている。という方がいれば
その方の無神経さを疑います。

点灯確認方法

ワタシが思うに、
「自分はリヤフォグをつけて走っている」
という認識がない人が多い印象です
(特に欧州車にその傾向が強いです)。

教習所でも教えてくれませんし、
ディーラーさんも納車時にその使い方を
しっかり教えてくれるところ、あまりないのでは?

※ 海外では違反になるところもあるみたいです。

で、そんな方に是非チェックしてほしいこと
(ここで書いてもそんな人に伝わるとは思いませんが)。

ランプ点灯時に、

上記画像の赤丸で示したオレンジの
インジケーターが点灯していないか、
ぜひ確認してください。

これがリヤフォグのインジケーターで、
これが点灯している=リヤフォグが点灯している
ということを意味します。

※ 上の緑色のはフロントのフォグランプ。

適材適所

最近のクルマ、しかも欧州車ともなれば
通常のランプのみで光量としては十分。

晴天時でのフォグランプ点灯は
ムダであるだけでなくはっきり言って迷惑です。
また雨=フォグランプ点灯という方もいるようですが、
これも大ぶりで視界がやばい、という
状況で無い限りは通常のランプのみで
問題ないと思います。

※ 逆に雨天時に全くの無灯火も危険です。

その目的、操作方法を理解して
賢くクルマとお付き合いしてくださいね。

したっけ。