本日の話題は、なかなか話題の日を
浴びることのないこのクルマ。
タウンエースバンについて。
昨年(2020 年)の 9 月にひっそりと
マイナーチェンジを受けておりましたが、
このほどその新型に触れる機会に
恵まれました。
変更点
外観上の大きな変化はヘッドライト。
LED(ウィンカーは豆球)となり、
灯体も少し薄型に。
ドアミラーは電動格納式となり
車内から角度調整が可能に。
同時にウインカー一体型になりました。
内部的には新開発エンジン搭載、
アイドリングストップ、スマートアシスト採用など
商用車ながら新機軸を追加しています。
また法令対応のためライトスイッチは
Auto がデフォルト位置になり
ライト類は周囲の明るさに合わせて
自動点灯するようになりました。
最近搭載車が増えていますが、
夜間など周囲が暗い時は停止時にのみ
手動で消灯できる仕組みです。
もう一つ内装の変更点として、
左右のエアコン吹出口に備わるカップホルダーが
開閉式から開放式に変更になっています。
これ、微妙にコスト削減ですね。
ちなみに従来型のカップホルダーは、
こんな感じ。
新型のほうが掃除はしやすいですね。
試乗レポ
新型タウンエースバンを街なかで試乗しました。
まだ新車ということもあるのでしょうが、
ボディが幾分しっかりした印象。
それに伴って乗り心地も改善した気がします。
新開発エンジンとのことですが、
パワー感、音などは特に大きな変化は感じられず。
シート形状などは変更内容で
座り心地なども変化はなし。
まぁ、国外生産の商用車ですからね……
兄弟増殖中
ところで、この「タウンエース」シリーズ。
現在は「バン」と「トラック」がラインナップ
されています。
かつては乗用タイプもありましたが
その後、独自の進化(FF 化)をとげ、
「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」に
継承されています。
かつて、トヨタ内で兄弟車だった
「ライトエース」こそ消滅したものの、
最近その勢力は拡大中。
ダイハツ
そもそもこのクルマ、インドネシアのダイハツ製
(企画・開発はT 社と共同)ですが、
国内ではダイハツブランドの
展開はなされていませんでした。
それが昨年のマイナーチェンジを期に、
「グランマックス」として
販売が開始されています。
マツダ
マツダでも「グランマックス」から
1 週ほど遅れて「ボンゴ」として販売開始。
それまで「ボンゴ」はマツダが
独自に生産していましたが、それを終え
ダイハツからマツダへ初めて
OEM 供給される車となりました。
※「ボンゴブローニイ」は一足先に
2019 年 5 月から「ハイエースバン」の
OEM になっています。
もっと書けます……
実は「タウンエース」というクルマ、
ワタシの実家でかつて乗っていたクルマで
ありまして、思い入れもあったりします。
かつて兄弟車だった「マスターエースサーフ」なんて
名前覚えている人、どれくらいいますかね。
この辺もご要望があれば記事に
してみたいと思います。
したっけ。