お堅い話題です。

普段は避けている政治の話を
ちょっと熱っぽく書いてみます。

もう投票できます

第 25 回参議院議員通常選挙の投票日は
2019 年 7 月 21 日(日)です。
が、本日時点ですでに投票することができます。

投票日当日に都合が悪い人たちのために
設けられた制度でこれを期日前投票(きじつまえ[ぜん]-)といいます。

幟が裏返しだったので左右反転しています

自宅最寄りの投票所では
投票できるのが今週末からと
なっていましたので、
少し距離がありますが、
三郷市役所にて投票を済ませてきました。

映画「新聞記者」

で、その足でこんな映画を見てきました。

少しでもニュースの裏側を知る
人にとっては「この内容で大丈夫?」
という感想を抱くと思います。

あくまでフィクションということですが、
劇中で取り上げられる事件は、
実際に起ったものと類似性が見られる
ものもあります。

はっきり言って重い内容で、
見たあとの爽快感なども得られません。
今の日本の縮図を垣間見た思いです。

あなた自身のために投票を

話題は飛びます。

当ブログを御覧の皆様へお願い。
上の映画の世界を現実のものと
しないためにも
投票に行って欲しいと思います。
その理由を 2 つほど書いてみます。

税金は=投票所入場料

1 つ目。

「無投票(棄権)は税金をドブに捨てる事に等しい」

からです。

まず知っておいて頂きたいのは、
選挙を実施するにもお金がかかる事。

具体例として、
投開票時に各投票所から投票用紙を
集積する時に必要なクルマの一部は
私の職場から貸出したりしています。

この費用、賄っているのは
私達が収めた税金です。

選挙費用を間接的に私達が
払っているということ。

すなわち、
投票所入場券はタダではありません。

※投票所入場券を紛失しても投票は可能です。ご安心を。

故に面倒だという単純な理由で
権利行使しないなら、あなたが
「入場料」として払った税金の
何割かは無駄金になります。

どうせ……

2 つ目。

投票しない人から聞かれる理由で
よく耳、目にするのが、
「私が一票を投じたところで変わらない」
というもの。

そんな思いの方が全て投票すれば、
国政が大きく変わる可能性が出てきます。
それを以下で詳しく説明します。

年代別投票率

前回(第24回参議院議員通常選挙)の
投票率は全体で 54.7%。
これを年代別に見ると、

年代投票率(%)
10代46.78
20代35.60
30代44.24
40代52.64
50代63.25
60代70.07
70代以上54.70

参考:総務相「参議院議員通常選挙における年代別投票率の推移」
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/

若い世代の投票率が低いことが分かります。
これを見る政治家さんたちがどういう判断を
するかと言うと、彼らが議員活動するために
欲しいのは「票」ですから、
「投票率の高い年代に受けの良い政策を打つ」
ことを優先するわけです。

すなわち、高年齢層向け政策を強く打ち出し、
若年、子育て世代の政策は二の次、
という方針になっているのが現状です。

さらにはそんな政策のせいで
少子高齢化が進んでいますから、
このままの状況で推移しますと
この傾向はさらに強まる可能性が高いです。

投票に行ってください

だから、ぜひとも、特に若い人達に
お願いします。

「投票に行ってください。」

将来の日本を良い方向に変えるのは
あなた達の一票です。

したっけ。