いつのことでしたか、とある方(喫煙者)と
「タバコにいくらかけているか。」
ということについて話す機会がありました。
ざっくりとした会話でしたので、
ここでしっかりと調べてみることにします。
あ、ちなみに私は
ヘビースモーカーの父が
反面教師となり非喫煙者です。
これまでの生涯で
咥えたタバコは 1、2 本で
それも「ふかした」程度です。
試算例
お話を聞いた方は、
- 1 日に一箱をほぼ毎日
ということでしたので、
これをもとに計算してみます。
タバコ銘柄は詳しくありませんが、
標準的?と思われる「メビウス」
(2019年3月25日 現在一箱 480 円)と
してみます。
一ヶ月のタバココスト
一ヶ月 = 30 日として、
1 日 1 箱ですから、単純に
30 × 480 = 14,400 円
結構な額ですね……
一年では……
365 日ですから、
毎日 1 箱吸うと仮定すると、
365 × 480 = 175,200 円
これは馬鹿にできない金額ですよね。
例えば、46 歳の私が
20 歳から吸い続けて来たとすると、
26 × 175200 = 4,555,200 円!
ちょっとした高級車に手が届く
金額ですね。
タバコをやめれば
例えば短期的に、
上記で算出した一月のタバコ代で他に
できることを考えてみると
色々なことができると思います。
例えば、私の趣味である
スキーならば上級者用の
板とブーツも入手可能です。
また、ロードバイクならば、
エントリーモデルとヘルメットなどの
小物類、ウェア一式など
最初に揃えるべきものがほぼ
すべて購入可能です。
旅行ならばちょっと海外へ……
なんてことも十分可能です。
計算ツール
タバコにかかる
コストを簡単に計算できる
ツールを作りました。
以下フォームに該当する数字を
入力してみてください。
1 年間にタバコにかかるコストを
計算し、結果を表示します。
※ このツールは InternetExplorer では動作しません。
「気がつくと……」
冒頭の方はこんな話題の中で、
「タバコは無駄」と
おっしゃっていましたが、
その一方で
「手があくと吸う」
「気がつくと吸っている」
とも。。
これ実は重大でして、
本人は「習慣づいている」
と思っているわけですが、
じつはニコチン依存症の可能性が高いです。
ちょっと横道にそれますが、
日本国内では吸引は違法とされている
大麻ですが、タバコよりも
含まれる有害物質は少なくて
依存性は低いという調査結果が出ています。
日本で合法化されないのは……
と、この話題はここまでにしておきましょう。。
保険適用
もし依存症であった場合、
タバコをやめるために通院と
なると現在では健康保険が
適用して治療ができるようになりました
(一定の条件があるようですが)。
もともと喫煙習慣のない私からすると
これも解せない話なんですが、
国がタバコへの依存がもはや
無視できなくなったということです。
タバコをやめるための費用
閑話休題。
では、タバコをやめるための
「禁煙治療」を受けるには
いくらかかるか。
これは使用する薬によって
ことなるようですが、
約 3 ヶ月間の治療で
13,000 〜 20,000 円ほど
かかるようです。
1 日 20 本吸う方なら
2 ヶ月分のタバコ代で
十分まかなえるという計算です。
これで禁煙に成功すれば
以後のタバコ代はもちろんゼロです。
タバコやめて懐をあたたかく
件の方は最近コンビニ店頭設置の
灰皿が減ってきていることを
なげいていらっしゃいました。
ちょっと残酷なことを言いますが、
これも「時代の流れ」です。
同様に肩身の狭い思いを感じている方は
これを機会にぜひとも
禁煙をされてみては?
と強くオススメする次第であります。
タバコをやめても
失うものは何もありませんよ。
したっけ。