私の自宅からわりと近くに日本最大級の
ショッピングモールと言われる
「イオンレイクタウン」があります。
このモールを構成する建物の
間を南北に貫く道路があります。
これが「東埼玉道路」です。
厳密に言いますとこの
「東埼玉道路」は高規格道路と
いうことになっていて、
現在開通している道路は
この「一般道部分」という
位置づけらしいですが。
実際、現地を走ってみると、
上下線の間に、かなり広い
緑地帯が確保されています。
で、この道路について、
地図(下の画像)を見ていただくと、
この道路におにぎりマークで 4 の文字が見えます。
実は国道 4 号なんですけど、
南側は外環(国道 298 号)ですし、
北側はぷっつりと切れています。
ということで、
ここだけ独立して存在している状態なんですね。
なぜそんなことになったかというと、
そもそもこの「東埼玉道路」は
国道 4 号線のバイパスとして
計画され、将来的には
春日部市で国道 4 号に繋がる
予定だからです。
現在、なぜこんな中途半端な
形で存在しているかというと、
それは 2004 年に開催された
埼玉国体のアクセス道路として
建設されたためなんですね。
現在の終点の近くに、
国体の会場となった越谷総合公園が
ありますが、とりあえずは
ここまでのアクセスが
確保できればよかったわけです。
で、長らくこの状態が続いて
来たわけですが、その後
レイクタウンができたりで
周辺の交通量が増加、
2008 年になってその先の
区間についてもついに事業が
着手されました。
現在、用地取得、工事が進められ、
2022 年に春日部市まで
開通(予定)という運びになりました!
この開通でようやく国道 4 号の
本線?と繋がる予定です。
…とは言っても、
開通するのはあくまで「一般道路部」で
あって、「高規格道路」として
の工事は全く行われていません。
実は外環(高速道路部)の
完成時、ジャンクション予定地には
既にその建設を見込んだスペースが
作られていたりするんですよねー。
以下の Google マップの航空写真で見て
いただくと、分岐・合流スペースと
思われる膨らみがありますね。
はたして、私が生きているうちに、
ここから「高規格道路」が
つながってくれるのでしょうか?
したっけ。