本日 2 度目の東京モーターショーへ。

とは言っても、メインは

タイトルにある午後のカンファレンス。

13:00 ~ 18:00 までという

長丁場のこのカンファレンスに参加してみました。

ドローンが当たり前の社会へ

その内容はドローンに関連する

官民様々な分野からの登壇者が、

今後のドローン利活用の現状、展望や

当たり前にドローンが飛ぶ社会の実現のための

課題について議論が展開されました。


いささか強引ですが、

5 時間の内容をざっくりまとめます。

抜け漏れあり、支離滅裂な点はご容赦を。。

ドローン利活用の現状

展開中の以下分野での利活用事例の紹介

  • 農薬散布(すでにシェアは有人ヘリを逆転)
  • インフラ点検(一部商業化)
  • 監視・警備(実証実験段階)
  • 配送(実証実験段階)
  • エンターテインメント

ドローン前提社会のための基盤整備

  • 機体開発
  • 運行管理システム
  • 関連法整備

ドローン利活用の課題

社会受容性

いまや当たり前になったインターネットが

かつてそうであったように、

ドローンがまず超えなければならないハードルとして

「社会受容性」があります。


これを簡単に説明すると、

地域社会や国民の理解・賛同を
得て受け入れられること。

と言えます。



少なくとも「ドローン」と言う単語は

少し前に発生した首相官邸への墜落に

よって広く知らしめられたのは事実。


現段階では「危険なモノ」という認識も

残っているであろうドローンが

「便利なモノ」と広く受け入れられることで、

この「社会受容性」については達成されます。

関連法整備

現状、各々が「勝手に飛ばしている」

というのが現状ですが、

ドローンが一般化することで

その数は一気に増えることになります。


そうした場合に必要となるのが「ルール」。


ドローンにおける「道交法」のようなものや

「ナンバー」「車検」のように

機体の登録・整備に関する関連法や

電波関連法の整備も必要になってくるでしょう。

技術的展望

様々な課題がある一方、

ドローン関連では様々な技術的革新が

起きています。


国では 2022 年にレベル4(都市部における目視外飛行)を

目指して官民共同で様々な技術が

新たに開発されています。


これもカンファレンスでは

多岐にわたって紹介されましたが、

一例を挙げますと、、、

5G

第 5 世代の移動通信システム規格。

現在の主流は 4G(LTEとも)。


5G の特徴は、

  • 高速大容量
  • 多数同時接続
  • 超低遅延

という 3 つ。


これによって、

遠隔での画像を見ながらの

操縦なども可能になり、

GPS と併用することでより

精度の高い自立飛行なども可能になります。


この 5G をエンタメに生かしたのが、

以下の試みです。

FAI Drone TOKYO 2019 Racing & Conference

このカンファレンス、上記タイトルにもある通り、

平行して、FAI (国際航空連盟)公認の

ドローンレースが開催されています。


今日は予選、明日は決勝レースが

Drive Park の特設会場にて繰り広げられます。

決勝の観戦は有料。


この決勝レースにおいては、

Youtuber「カジサック」が操縦する

撮影用ドローンに設置したカメラの映像を

リアルタイムで会場の大型ディスプレイに表示、

観客は緊迫感、疾走感を

体験することができるということです。


※この模様は Youtube でも配信されるようです。


残念ながらワタシは副業?のため、

明日は参戦できません。

この新たな試みを目の当たりにできる人が

羨ましい限りです。


※詳しくはこちらのKDDI のリリースを。

夢を現実に

かくして、「ドローンが当たり前」の

世の中になると、これまで夢として

思い描いていた多くの事が、

現実として享受できるようになります。


その時を楽しみにしつつ、

時代の流れに取り残されないよう、

今後も新しい情報をどんどん吸収して

行かなければならないなぁ。

と思い知らされた次第です。


したっけ。