SUBARU がうたうゼロ次安全。
そのうち最も大切な周囲の情報を
得るための視界性能について。

視界性能

SUBARU が定義する視界性能は
どのウィンドウからでも
身長 1m の子供を認識できること。

とされているようです。

ぶっちゃけますと
リヤクォーターガラスは
この定義から外れている
クルマも見受けられますが。。。

という細かいツッコミはおいといて、
この辺を意識しながら実車で
体感してみました。

比較動画

今回比較対象としたのは
トヨタ ハリアー。
その性格上直接のライバルとは
なりえませんが、価格帯が近いことから
仮想ライバルとしてご登場願います。

まずは比較動画を御覧ください。

ワタシの印象では

動画についての考察です。
まず条件についてですが、
アウトバックは屋外、
ハリアーは屋内で撮影。

またアウトバックは
ピラー類がアイボリー系の
明るい色、ハリアーが
ブラック系の色であることを
申し添えておきます。

なので第一印象的に
ハリアー不利となることは否めません。

アウトバック

乗り慣れていることもあってか
良好な視界と感じます。
特に左斜め後方の視界がいいですね。

ハリアー

まず感じるのはベルトライン
(ウィンドウ下端)の高さ。
シートを高くしてもその印象は薄れず。

包まれ感を大事にしているようですが
フロントウィンドウの
天地方向の面積不足もあって
ワタシにとっては少々
窮屈に感じてしまいます。

それと、斜め後方の
視界の悪さはやはり気になります。

あと、これはハリアーではないのですが
トヨタの某車を運転したとき
左折時の左前方の視認が
いまいちかな、と思ったのも事実です。

デザイン二の次

人が運転するとき
まずとても重要なのが
目から入る情報だと思います。

その情報を最大限取り入れやすくする
という SUBARU の哲学は
安全第一の航空機メーカー発祥らしい
素晴らしいものだと思います。

ただ、視界第一を
目指す一方で車体デザインに
一定以上の制限が出てしまう
というのもまたしかり。

ただ、ワタシ的には
今の SUBARU 車のデザイン、
その思想が現れた
結構良いと思います。

ある人にとっては
地味だなぁ、という
印象に写ってしまうのでしょうが。

したっけ。