先月の最終日 2017年 6 月 30 日は金曜日。
いわゆる「プレミアムフライデー」
でした。

プレミアムフライデーとは

既にお忘れの方のいらっしゃるかも
しれませんので、
あらためて説明しておきますと、

「月末の金曜日は、早めに仕事を終えて豊か・幸せに過ごす」

とのことでございます。
今年(2017 年)の 2 月から
毎月最終金曜日に実施されていて、
先月で 5 回目を迎えたわけですが、
果たしてどれほど浸透しているのでしょうか。

恩恵を受ける人はどれくらい?

その指標として(サンプル数少ないですけど)
ワタシの参加する SNS で
簡易なアンケートを実施してみましたら、
結果は以下のようになりました。

恩恵あり:5 名(18.5%)
恩恵なし:22 名(81.5%)

※ ご回答をくださった方、ありがとうございました。

実に 8 割以上の方が恩恵なし。

ワタシもサラリーマン時代を思いおこしますと、
月末といえば、なにかと
バタバタする時期でありまして、
こんな時に「早く帰れ」と
政府が旗を振ったところで
土台無理なお話であります。

で、本当に喜ぶ人は?

では、ここからちょっと深部のお話。

この「プレミアムフライデー」
実施にあたっては
「プレミアムフライデー推進協議会」
という組織がその名の通り
推進しているようです。

言い出しっぺは経産省ですが、
この組織の名の元に、
推進業務は某大手広告代理店に
委託されているということです。

※ この広告代理店には国から
  それなりのお金が流れます。

この辺りまで調べがつくと、
ああ、喜ぶ人はその辺の方々なのね…
と察しのつく方はいらっしゃると
思います。

要するに一般庶民に向けているように
見せかけて実は政府とそれに近い
某団体・企業さん達がホクホクする
ための施策だということです。

さて、この施策、
皆さんはどうお感じになりますか?

余談

ちなみに私も「恩恵なし」ですが、
現在お世話になっているバイト先では
勤務時間が 9 ~ 14 時ですので、
「プレミアムエブリデイ」な感じです。

まぁ、その分得るものが少ないわけですが。

したっけ。