昨日のエントリー

スバル「アイサイト」に強力ライバル!?日産 「プロパイロット」とは?

に関連しまして、ちょっと

気づいた点を書いてみますね。

 

“自動運転セレナ”登場ニュースの

関連ツイートを見ていると、

ざっくりと「車線に沿って自動で

ハンドルを切ってくれる」

という認識の方が

結構いらっしゃるようです。

 

逸脱防止か中央維持か

これは間違いではありませんが、

この機能にも細かく分けると

2 つの種類があります。

主な違いはステアリング制御の

タイミング。

 

一つは、

車線を逸脱しようとした時にアシストをしてくれる機能。

T 社のシステム名を借りると「レーンディパーチャーアラート(LDA)」。

 

もう一つは、

車線の中央を維持して走り続けるようステアリング制御してくれる機能。

同じくT 社名は「レーンキーピングアシスト(LKA)」といいます。

 

文章で書くと分かりにくいですが、

前者は自動でハンドルを切ってくれるのは走行車線を外れそうになった時のみに

警告音とともに作動するもので、

後者は常時走行時にハンドルのアシスト制御が入ります。

 

より高度な制御は後者で、「自動運転」という言葉はこちらの方が、

よりしっくり来ると印象ですよね。

 

セレナはどっち?

で、今夏登場する「セレナ」に付くのは後者。

これが 0 ~ 100km/h の速度域で作動します

(ただし、50km/h 以下では先行車がいる時のみ)。

レヴォーグは

また、我らがスバル レヴォーグのアイサイトでは、

2013年の登場時からこの車線中央維持機能を搭載しています

(作動速度域が 約 65 ~100km/h ですが)。

 

プロパイロットよりも機能的に劣る部分もありますが、

既に 3 年に渡って市販車搭載され続けた実績があります。

 

そして、この機能は今秋にはレガシィ アウトバック、B4 にも搭載される

ことが決定しており、今度車種は拡大するだろうと思います。

 

他社でもこの流れに追随してくることはまず間違いないでしょう。

セレナが良いきっかけとなり、この機能をのせたクルマの

選択肢が増えると嬉しいですね。

 

みなさまもこの違いをしっかり理解して、

今後の車選びにお役立ていただければ幸いです。

 

したっけ。