最近ガソリン価格が下落しています。

報道によると 20 週連続でさがっているそうで、

レギュラーガソリンでは 2014/12/04 18:00 現在の

全国平均実売価格が 146.9 円/リットル(e 燃費)。

11 月末の時点で消費増税前の水準に達したとの事です。

 

我が家(埼玉県三郷市)付近は平均より安く、

元売り会社のカード会員で139 円/リットル となっています

(先ほど給油してきました)。

 

私個人といたしましては、これからスキーシーズンに入り

ゲレンデ往復でガソリン消費量がぐんと増えますので、

非常に嬉しい限りです。

さて、このガソリン価格ですが、一体どのように決まっているのでしょうか。

というところが気になったので調べてみました。

 

以下、素人の私がさらっと調べた限りですので、

間違いがあるかもしれません(ご指摘いただけると幸いです)。

 

まず、価格決定の大きな指標となる原油価格というのがあります。

この世界には三大指標というのがありまして、

  1. WTI
  2. ブレント
  3. ドバイ・オマーン

の 3 つ。

1. はウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、

西テキサス地方で産出される硫黄分が少ない高品質な原油。

2. はイギリスの北海にあるブレント油田で主に産出される原油で

WTI ほどでないですが高品質とされています。

3. は読んで字の如し。中東産の原油ですね。

上記 2 つに比べると若干品質は落ちるようです。

 

以上 3 つの内、日本に直接的に影響するのは

3. ですがこの価格は基本的に 1. の WTI に連動していますので、

価格トレンドについては WTI のチャートを見ればいいようです。

 

チャートについては色々なサイトで見れますので、

「WTI チャート」などで検索してみてください。

 

チャートを見ますと 6 月下旬からほぼ下降の一途となっていますね。

 

ですが、この下落率に比べると

国内のガソリン価格下落率は穏やかです。

 

その原因は為替。

日本では原油はほぼ輸入に頼っているため当然ながら為替の影響も受けます。

一般に、円安になると価格は上昇しますが、それよりも原油価格の下落が激しいので、

この分を相殺しても下落傾向にあります。という訳のようです。

 

価格決定のプロセスには更に調達、精製、流通コスト、税金などが

その要因として複雑に絡んでくるようですが、

素人調べでサクッと書けるのはこの辺が限界ですかね。。

 

ともあれ、

冬の間だけは下落継続、少なくとも現状維持で

推移してもらえればなぁと願うばかりです。

 

したっけ。