本格的な冬がやってまいりました。

気温がどんどん低くなってくるに連れて

目立ってくるのがコンビニ駐車場で

アイドリングし続けるクルマ。

 

これは夏にも良く見られる光景ですが、

エンジンを止めると車内の温度が

変わってしまうことを恐れてのことだと思います。

 

埼玉県(他の自治体でも実施しているところあり)の

条例では「アイドリング・ストップが義務付けられている」ことは

ご存知でしょうか。

 

例えば件のコンビニなどでは

駐車場にその表記があるにもかかわらず

アイドリングを続けるクルマが後を絶ちません。

 

この条例には罰則がないというのも

理由としてあるのでしょうけどね。

 

ちなみに、

私はアイドリングは極力しないように心がけています。

 

例えば、ここのところクルマ通勤の身分ですが、

エンジンを始動して 1 分以内に走り出すことにしています。

 

「暖気しないとクルマに良くない」

 

なんて声もよく聞かれますが、

今の車の性能では全く問題がないと

言われていて(極寒地は除く)、

私はこのやり方で永く過ごしてきていますが、

この事が原因と思われるトラブルに

出会ったことはありません。

 

ただ、始動直後は

できるだけ穏やかに運転するように

心がけてはいます。

所謂「走りながら暖気」ってやつですね。

 

もちろんコンビニなどでの短時間の

駐車でもエンジンは止めます。

 

車室温は下がってしまいますが、

しばし我慢です。

もっともエンジンが温まっていれば、

すぐに車内は暖かくなりますので、

許容範囲です。

 

ちなみに、

かくいう私でも積雪地域では

あえなくアイドリングをしてしまうことが

あります。

 

それは窓が凍結している時、

これでは視界確保が出来ませんから、

致し方ないと思います。

 

それでもアイドリングをしながら

積極的に雪下ろし、氷をはぐようにして

短時間で済むようにはしていますが。

 

ところで、

私がなぜこのようにしているかと言いますと、

環境云々というのは二の次でして、

ほとんどおサイフの問題です。

 

一般に 10 分間で 130cc (エアコンOFF時)の

燃料を消費すると言われています。

 

大した数字ではないと思われるかもしれませんが、

たとえばコレを毎日繰り返して、

1 日 10 分のアイドリングを一年…ともなると、

10 × 365 × 130 = 474500(cc)

 

となり 474.5 L の燃料をほぼ

無駄に燃やしている事になります。

 

「今まだ無頓着だったかも」

 

という方は、お財布のためにもアイドリングストップを

心がけてみてはいかがでしょうか。

 

したっけ。