本日、仕事で訪れたところで、

偶然こんな道路を走る機会に恵まれました。

IMAG2707_R

ちょっと見にくくて恐縮ですが、

道路右端から歩道、縁石で隔てて、

自転車通行帯(青いレーン)、ガードレール、

車道の順に明確に区分がなされています。

 

場所は埼玉県の朝霞市。

お近くの方は「浄水場前の道」というと

ピンとくるのではないでしょうか。

 

この区間だけ 500m くらいでしょうか、

試験的に適用されているようですが、

これ、いま考えうる中でいちばん理想的な区分だと思います。

 

昨今、各地で自転車レーンの設置が増えてきていますが、

その実態は従来の車道だったところに、

端っこに青色でペイントを施した程度、

というところがほとんどですね。

 

この状態ですと、例えばこの区間に自動車が駐車した場合、

自転車レーンが駐車車両に塞がれてしまうことになります。

 

我が地元(埼玉県三郷市)にも、この「ペイントオンリー」の

自転車レーンがあり、等間隔にポールを立てて区分を

しているのですが、当該区間にはバス停もあって、

この前後だけポールがなくなっており、

「バス停にバスが停車しているときは歩道に上がりましょう…」

なんていう???な注意書きがあります

(本来はバスの右側を注意して通行するのが正しいはず)。

と、こんな状況ですから、

ほとんとの箇所でドライバー視点で、

レーン決めがされてしまっているなか、

この朝霞市の試みは評価されるべきと思います。

 

先の画像の通り、この朝霞市の区間では、

自転車レーンと車道の間にガードレールが

ありますので、物理的に自動車が自転車レーンを

塞ぐことができなくなっています。

 

私は自動車と自転車を両方運転しますが、

この方式ですと、双方気兼ねなく走ることができ、

安全にも大いに寄与するものと思います。

 

さらには車道が狭くなることで、

違法駐車も潜在的に減少する効果も

あるのではと思われます。

 

と、画像一枚で、

いろいろと推論を述べてしまいましたが、

願わくばこの区間を実際に自転車で走行して

レポートしてみたいところではあります。

 

ちょっと自宅から距離がありまし、

これからスキーシーズン突入となりますので、

実現は少し遠くはなりそうですが…

 

したっけ。